「準備」と「ホスピタリティ」がもたらすもの 認知症予防講座開校研修 in 北海道(2) | ウォンツ・ジャパン 田中 靖大 教室マネジメントブログ

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パソコン教室業界イノベーションに燃える田中のブログです。
北は北海道、南は九州まで全国各地の延べ360校以上のあらゆる運営形態のパソコン教室を訪問。その中で得た経験と知識を活かし、リアルな現場の問題とその解決策、成功事例や気付きなどを伝えていきます。

パソコン教室業界に限らず、どんな業界、職種においても重要なことが「準備」と「ホスピタリティ」です。


理由は、シンプルです。

売上げに大きく影響するからです。


お客様は、お金だけで意思決定をしないということがあります。
パソコンを習うこと以外のことも含めてお客様は見ています。

だからこそ、その積み重ねが時を経るにしたがい、大きく返ってきます。

その積み重ねがなければ、気がつけばお客様は去っていき、
繁盛教室とそうでない教室の差は本当に大きくなります。


今回の北海道研修でお伺いさせていただいたところは、
本当に「ホスピタリティ」溢れる教室様でした。

ただでさえ、寒い北海道ですので、着いた時の部屋の暖かさは、
生き返った気分でした。

そして、笑顔でお迎えいただき、早速暖かい飲み物が。

人の温もり、おもてなしを感じました。

日頃からお客様を迎える準備ができていなければ、
こうはできないだろうなと思いました。




また、部屋の内装も本当に素敵で落ち着ける空間で、
認知症予防講座開校のための設備等もすでに準備されていました。

素晴らしいです。

これは、こちらも誠心誠意を込めて
やり遂げなければとより一層身が引き締まりました。

お茶の精神で例えれば、
迎えられる側も迎える側も同じおもてなしの気持ちを持って、
その一日をむかえることで、素晴らしい席になります。

そういった中での研修は充実した時間となりました。

実際に研修を受けていただいた感想ですが、

アンケートから抜粋
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全てにおいて、下準備・組み立て・リハーサルが大切だと実感した。
知識・スキルが重要なのは、もちろんだが、心の成長、
こころからサービス精神を身につけようと強く思った。
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こういったお声が非常に嬉しいとともに、間違いなく伸びていく教室様だと確信しました。

ここで分かるのが「準備」と「ホスピタリティ」の大切さです。


お客様を迎える準備は、全てにおいて重要になります。
どれだけのことを体験会のために準備しているでしょうか。

成功は、準備の段階でほぼ決まると考えています。

準備に時間を費やすことは、もちろん知識、スキル向上にもつながりますが、何よりその行為がお客様の心を打つものになり、おもてなしにつながります。

そして、売上げにつながります。

急がば回れではないですが、売上げをあげるためには、
まずそこを固めるべきではないでしょうか。

パソコン教室業界も成長期は過ぎ、お客様の目も厳しくなってきています。
こういった時代にこそ、「準備」「ホスピタリティ」がより問われ、その差が際立ってくるのです。

次回は、応対、対話編に続く。