vol.3705
太ももの骨幹部に対して大腿骨頭は、正常でも少し前方(10~15°)に向いているのですが、女性は右のように前捻角が大きくなっていることが見受けられます
畑はクレイグ検査という手技でこの前捻角を評価していますが、40°の前捻角がある女性もいます
前捻角が大きいとどう悪いのか?
そもそも、つま先と膝が真っ直ぐ向いている時に、大腿骨頭が前を向き過ぎているため、骨盤の受け皿にしっかりはまらなくなっています
亜脱臼に近くなるということですね
ゆえに、骨盤の受け皿と大腿骨頭の関節面の圧力が高くなってしまい、股関節痛を起こしやすくなってり、股関節を曲げる(足を抱える動き)で太もも付け根に詰まり感が出やすくなるんです
股関節の安定感が得られにくいため、腰痛のリスクも増します
では、どうしたらよいのか?
股関節だけを考えると、つま先を少しだけ内側に向けることで適合がよくなりますが、歩行を考えるとほかの関節に負担が出る可能性があります
畑のオススメは、痛みがない時には、大腿骨頭のすぐ前方に走る大腰筋を鍛えておくこと、そしてお尻の筋肉を柔らかくしておくことです
お尻の筋肉が硬いと、大腿骨頭が前方に押し出されやすくなります
大腰筋を鍛えることで、大腿骨頭の前方へ移動を抑えることができます
特に関節包や靭帯など、軟部組織が柔らかいケースでは、大腰筋を鍛えることは大切になってきますよ
ご参考になれれば嬉しいです
畑についてはこちら→畑 紀寿



