勇敢な旅人たち

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雪たちは落ちてくるのではない
旅をしてくるのだ
自ら決断して
空へ飛び込むのだ
ただ雪の一片であることに
こころから満足して
だから白く
純粋で
混じり気がない

勇敢な旅人たちを
ぼくは白い息を
吐き出しながら
手のひらに受けとめ
その勇気をもらって
体の芯が
ほのかに
あたたかくなった

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読者の方々へ

この一年間私のつたない詩を読んでいただき、本当に有難うございました。

あまり丈夫なほうではなく、中断した時期もあって、ご心配をおかけしたことをお詫び致します。

実は最近も腰を痛めて、持病の坐骨神経痛がわるくなっていました。おまけにかぜ(インフルエンザ?)

にもかかっています。頂いたコメントには腰の調子がよくなってから、お答えします。

どうかよいお年を。


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サンタが泣く

テーマ:

サンタが泣く

サンタが泣く
わんわんと
大声あげて
ぽろぽろと
大粒の涙流して
づるづると
鼻水たらして
真っ赤な頬っぺたを
もっと
真っ赤にして
泣く


小さな命が
押しつぶされるのが
かなしいのだ
一人ぼっちの人が
多すぎるのが
かなしいのだ
利益至上主義が
すべてを
蹴飛ばしているのが
かなしいのだ
自分がサンタではなく
変質者に間違われるのが
かなしいのだ


でも
サンタは
からっとした人なので
泣いてばかりは
いやで
しばらく泣くと
ほっほっほっと
笑ってみる
顔をこわばらせても
笑ってみる
じたばた足踏みしても
笑ってみる
すると
お腹なの底から
じんわりと
暖かなものが
わいてくる
そして
こわばった笑いが
自然な笑い声に
かわる
ほっ!ほっ!ほっ!
と笑い声が
口から飛び出す
サンタは元気になって
北風の中へ
ほおを紅潮させて
飛び出していった


目の調子が悪く、また更新が遅れてしまいました。

ご心配をおかけしたことを、深くお詫び致します。

目のほうはよくなってきたので、ゆっくりと自分のペースで

書いていこうと思います。


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ぼくらは神さまをうむ

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毎秒
毎秒
ぼくらの中に
神さまが生まれる
こころの中に
体の中に
声の中に
まなざしの中に
手と足の動きの中に
それはキリスト教の神さま
それはイスラム教の神さま
それは仏教の神さま
それはヒンズー教の神さま
神様は澄んだ
眼差しで
見つめている
神さまは辛抱強く待っている
ぼくらが気づいてくれることに
神さまはえらい人ではない
神さまは裁く人ではない
神さまははるか彼方にいる人ではない
神さまはここにいる
神さまにふさわしくない
人などこの世にはいない
だからぼくらの仕事は
神さまに気づくこと
神さまを生み出すこと

わたし

わたし
広がる、広がる、わたしがひろがる。
あるときは対峙する青空の冷たさや広がりをどこまでも自分のものであると感じてみる。

またあるときは靴を脱いで足元の地面の温かさや広がりをどこまでも自分のものであると感じてみる。
開く、開く、わたしを開く。

空の向こうや地面の果ての事象も総て空気を介して地面を通して繋がっていく、

すると他人事なんて本当は存在しないとわかる。


読者の一人であるレベッカさんが詩を送ってくださったので

のせてみました。おおらかでのびやかな詩だと思います。