レッテルを剥がす

テーマ:
家で
学校で
社会で
あらゆる
ところで
レッテル
を貼られ
親から
先生から
友達から
同僚から
あらゆる
人から
レッテル
を貼られ
レッテル
の集合体
がいまの
ぼく

それが
心地よく
あり
それに
守られ
本当の
自分は
どんどん
磨り減って
きたことに
気づかない
とは
なんと
愚かな
ことか!
だから
これからは
レッテルを
一枚
一枚
剥いで
ゆく
血を流す
作業
魂まで
ひりひり
するけど
剥いだ
傷跡を
そよ風が
ふんわりと
撫でてゆく

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青空へ跳びこむ

テーマ:
たまに
この世に
飽き飽き
すること
があって
そういう
ときには
青空へ
跳びこむ
肉体は
脱ぎ捨て
魂一つに
なって
跳びこむ
誰にも
気を使わず
のびのびと
魂を伸ばせる
青空の
心地よさ!
ここが本当の
居場所だよ
と思う
しばらく
すると
肉体に
還る
心地よさ
ばかり
だけでも
退屈なので
欠陥の多い
肉体も
それはそれで
愛しいので
そして
人のぬくもり
も悪くないので







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感情に名前をつける

テーマ:
感情は
押し殺す
より
じっくりと
感じ切ってみる
方がいい気がして
それでも
優しさや
嬉しさを
感じるのは
さほど
難しくは
ないけど
怒りとか
嫉妬とか
恨み
なんか
感じたくも
ないので
怒りには
一郎
嫉妬には
三郎
恨みには
健一
などと
名前を
つけて
例えば
怒った
ときには
いい加減にしろよ
一郎
といえば
なんだか
おかしくて
その感情も
自分の大切な
一部と思えて
くるので
面白い

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なんとかなる さ

テーマ:
なんとからなる

これまでも
なんとかなった
これからも
なんとかなる

目的地は
逃げない
何もそんなに
急がなくても
なんとかなる

なんともならない
ときには
なんともならない
ままで
なんとかなる

明日は明日
どんな時にも
お日様のぼる
なんとかなる

生きてるだけで
まるもうけ
なんともならない!
まあまあ
そう
怒らずに
なんとかなり
ます!

案外と古風な雪たち

テーマ:
三月の
忘れ雪を
手にとり
ルーペで
結晶を
見ながら
その一つ
その一つに
名前を
つけ始め

翔太

美咲

七海---。
といった
感じで
やがて
ぶつぶつと
結晶たち
の文句が
聞こえ
耳を
すませて
みると
いやだ
いやだ
いやだ
そんな
ダサイ
名前は!
とにぎやかな
こと!
じゃあ
どんな名前が
いいの?
と聞くと
一郎
太郎
良枝
久美子
と言う
返事で
しかも
答えながら
雪たちは
かすかに
赤く染まり
結晶の
一つ一つは
案外と
古風な
ものです