こんにちは、風と土の自然学校 梅崎です。
初夏を感じる季節となりました。
今年は、ちょっと遅めの苗代作りをゴールデンウィークにしました。
そして、先週末は年間コース「自然農と手づくり循環生活」の5月の講座でした。
2日目のレポートをりかちんが担当してくれましたので、アップします!
りかちん、ありがとうございます!
5月 2日目
6:30 【朝のお散歩】
宿泊組のみんなで、自然学校の田んぼまで朝のお散歩。
爽やかな朝の空気の中、富士山もくっきりと姿を見せてくれて、清々しいお散歩でした。
田んぼの陸苗代(おかなわしろ)もじっくり観察。
5/2に梅ちゃんが蒔いた種もみからは、すでに1cmくらいの可愛い芽が出ていましたよ!(^^)!
5/6に蒔いた種もみの発芽はまだこれからでした。
ふむふむ、だいたい1週間くらいで芽が出るんですね~♪
【休憩】
ナツキータ特製チャイを飲みながら、ホッとひととき。
【畑作業】
昨日の続きの畑作業を各班で進めました。
我らがフクロウ班(3班)では、キャベツ苗の定植、越谷インゲン・島村インゲン・コリアンダーなどの種まきを行いました。
つる性植物が多めの植え付けだったので急遽支柱も増設。
他の班の畑も順調に春夏野菜の植え付けを進めていて、お互いの畑に興味津々でした(笑)
≪苗の植え付けのポイント≫
・定植する苗には、定植の30分くらい前にあらかじめしっかり水をあげる。
・定植する場所にスコップで穴をあけて、穴にもたっぷり水をあげる。
水をあげる時はジョウロのシャワーは取って、しっかりと土壌に水を染み込ませる。
シャワー状に水をまいて、土が潤ったように見えても、ぬれたのは表面だけ。
すぐ下は乾いたままでびっくり。
・水が引いたら、苗に気づかれないように(笑)、そっと取り出して植え付け。
ポットから苗を出したら、根はほぐさずにそのまま植える。
・植えたら、しっかり苗の根元を押さえる。押さえることで土が根にしっかりと密着する。
また、毛細管現象で水を吸い上げやすくなり、乾燥対策にもなる。
9:45~【講義 野菜栽培の基本 その2】
前回配られた資料に沿って、梅ちゃんによる講義。
昨夜観たDVDの影響もあり、自家採種の話は特に興味を持って聞けました。
おもしろいのは同じ種から育て始めても、採種する人の好みによって、何世代か後には全く作物の様子が変わってくるという事!
自家採種なんて本格的に農業をしている人がすることだと思って身近に感じた事はなかったけれど、自分好みの野菜を作るおもしろさを味わってみたい!と俄然やる気になってきました。
その他、肥料の事・雑草や虫の事・連作障害についてなど、自然農の基本をお勉強。
それぞれの理由も含めて分かりやすく教えてもらえて、自分の中でストンと納得できました。
10:30~【ブランチ】
朝から働いてすっかり腹ペコ!待望のブランチの時間です。
今回は天気も良く気持ちよかったのでアウトドアブランチ♪
特製のカレーライス・玉ねぎとわかめのサラダなどをたらふく頂きました。
いつも美味しいご飯!
でもあまりにも美味しくて、いつも食べ過ぎてしまうのが玉に瑕です。。。
12:00~【畑のデザイン】
各班に分かれて、畑に植える作物の計画をたてました。
春に植えたこの野菜の収穫が○月だから、その後に○○を植えよう…などと考えていくのですが、これがまだ初心者には難しかったです(^◇^;)
でも、この計画次第で収穫できる作物の種類や量にだいぶ差が出るんだろうなぁ。
何事も、計画の段階が一番大事ですね(#^.^#)
13:15~【講義 システムデザイン】
理想の循環生活に近づけるため、水・有機物・エネルギーの循環について学びました。
例えば…
ニワトリが草を食べる(input)
→卵・肉・鳴き声・体温・鶏糞などが出てくる(output)
→卵や肉を人間が食べる(input)
→人間の排泄物(output)が草花の肥料(input)になる
→その草をまたニワトリが食べる(input)
などなど。。
このように、あるものにとってのアウトプットが、ほかのもののインプットになるようにするのがポイントで、それを組み立てるのがシステムデザイン。
次に、風と土の自然学校(梅崎家)の循環がどうなっている、調査しました。
それぞれ、水・有機物・エネルギーの3つから自分が調べたいものを選んでグループ分け。
梅崎家を隅々まで探検しつつ、梅ちゃん&ナッキータにインタビュー。
そしてグループ毎にまとめて発表!
〈水〉
梅崎家は下水道ではなく、あるのは単独浄化槽。水洗トイレは浄化槽へ。
生活排水はそのまま側溝に流れていきます。
チームaquaのみんなからは、雨水利用システムの導入や、排水を綺麗にしてから流す仕組み「バイオジオフィルター」の導入が提案されました。
〈有機物〉
生ゴミは畑で堆肥化。食べ物は田畑から採れるもののほか、買ってくるもの、知人友人からわけてもらうものなどがあります。
また、コンポストトイレの有機物は、堆肥として土に返します。
チーム有機物のみんなからは、家畜を導入する提案がありました♪
梅崎家の家族に動物たちが仲間入りするのが楽しみですね!
〈エネルギー〉
梅崎家では電気やガスだけでなく、太陽熱、薪や練炭、もみ殻など、色んなエネルギー源が活用されていました。
中でも1期生が製作した太陽熱温水器は素晴らしかったです!
熱は熱のまま利用するのが効率的、という梅ちゃんの話には心から納得。
そして何より、汚れた水や消費エネルギーを極力少なくする事、つまり不必要に水やエネルギーを使いすぎないような努力がなされていて、わが身を振り返って反省する点や、すぐにでも導入できそうな工夫にも気付かされました(▰˘◡˘▰)
そうこうするうちに、あっという間にお開きの時間。
ザボンピールのケーキをいただきながら終わりの会をして、解散となりました(*^_^*)
さーて、6月に植える作物も決まった事だし、苗作りなどのできる作業を家でも楽しむぞーー(≧∇≦)
りかちんでした☆
2日目のレポートに続きます。
初夏を感じる季節となりました。
今年は、ちょっと遅めの苗代作りをゴールデンウィークにしました。
そして、先週末は年間コース「自然農と手づくり循環生活」の5月の講座でした。
2日目のレポートをりかちんが担当してくれましたので、アップします!
りかちん、ありがとうございます!
5月 2日目
6:30 【朝のお散歩】
宿泊組のみんなで、自然学校の田んぼまで朝のお散歩。
爽やかな朝の空気の中、富士山もくっきりと姿を見せてくれて、清々しいお散歩でした。
田んぼの陸苗代(おかなわしろ)もじっくり観察。
5/2に梅ちゃんが蒔いた種もみからは、すでに1cmくらいの可愛い芽が出ていましたよ!(^^)!
5/6に蒔いた種もみの発芽はまだこれからでした。
ふむふむ、だいたい1週間くらいで芽が出るんですね~♪
【休憩】
ナツキータ特製チャイを飲みながら、ホッとひととき。
【畑作業】
昨日の続きの畑作業を各班で進めました。
我らがフクロウ班(3班)では、キャベツ苗の定植、越谷インゲン・島村インゲン・コリアンダーなどの種まきを行いました。
つる性植物が多めの植え付けだったので急遽支柱も増設。
他の班の畑も順調に春夏野菜の植え付けを進めていて、お互いの畑に興味津々でした(笑)
≪苗の植え付けのポイント≫
・定植する苗には、定植の30分くらい前にあらかじめしっかり水をあげる。
・定植する場所にスコップで穴をあけて、穴にもたっぷり水をあげる。
水をあげる時はジョウロのシャワーは取って、しっかりと土壌に水を染み込ませる。
シャワー状に水をまいて、土が潤ったように見えても、ぬれたのは表面だけ。
すぐ下は乾いたままでびっくり。
・水が引いたら、苗に気づかれないように(笑)、そっと取り出して植え付け。
ポットから苗を出したら、根はほぐさずにそのまま植える。
・植えたら、しっかり苗の根元を押さえる。押さえることで土が根にしっかりと密着する。
また、毛細管現象で水を吸い上げやすくなり、乾燥対策にもなる。
9:45~【講義 野菜栽培の基本 その2】
前回配られた資料に沿って、梅ちゃんによる講義。
昨夜観たDVDの影響もあり、自家採種の話は特に興味を持って聞けました。
おもしろいのは同じ種から育て始めても、採種する人の好みによって、何世代か後には全く作物の様子が変わってくるという事!
自家採種なんて本格的に農業をしている人がすることだと思って身近に感じた事はなかったけれど、自分好みの野菜を作るおもしろさを味わってみたい!と俄然やる気になってきました。
その他、肥料の事・雑草や虫の事・連作障害についてなど、自然農の基本をお勉強。
それぞれの理由も含めて分かりやすく教えてもらえて、自分の中でストンと納得できました。
10:30~【ブランチ】
朝から働いてすっかり腹ペコ!待望のブランチの時間です。
今回は天気も良く気持ちよかったのでアウトドアブランチ♪
特製のカレーライス・玉ねぎとわかめのサラダなどをたらふく頂きました。
いつも美味しいご飯!
でもあまりにも美味しくて、いつも食べ過ぎてしまうのが玉に瑕です。。。
12:00~【畑のデザイン】
各班に分かれて、畑に植える作物の計画をたてました。
春に植えたこの野菜の収穫が○月だから、その後に○○を植えよう…などと考えていくのですが、これがまだ初心者には難しかったです(^◇^;)
でも、この計画次第で収穫できる作物の種類や量にだいぶ差が出るんだろうなぁ。
何事も、計画の段階が一番大事ですね(#^.^#)
13:15~【講義 システムデザイン】
理想の循環生活に近づけるため、水・有機物・エネルギーの循環について学びました。
例えば…
ニワトリが草を食べる(input)
→卵・肉・鳴き声・体温・鶏糞などが出てくる(output)
→卵や肉を人間が食べる(input)
→人間の排泄物(output)が草花の肥料(input)になる
→その草をまたニワトリが食べる(input)
などなど。。
このように、あるものにとってのアウトプットが、ほかのもののインプットになるようにするのがポイントで、それを組み立てるのがシステムデザイン。
次に、風と土の自然学校(梅崎家)の循環がどうなっている、調査しました。
それぞれ、水・有機物・エネルギーの3つから自分が調べたいものを選んでグループ分け。
梅崎家を隅々まで探検しつつ、梅ちゃん&ナッキータにインタビュー。
そしてグループ毎にまとめて発表!
〈水〉
梅崎家は下水道ではなく、あるのは単独浄化槽。水洗トイレは浄化槽へ。
生活排水はそのまま側溝に流れていきます。
チームaquaのみんなからは、雨水利用システムの導入や、排水を綺麗にしてから流す仕組み「バイオジオフィルター」の導入が提案されました。
〈有機物〉
生ゴミは畑で堆肥化。食べ物は田畑から採れるもののほか、買ってくるもの、知人友人からわけてもらうものなどがあります。
また、コンポストトイレの有機物は、堆肥として土に返します。
チーム有機物のみんなからは、家畜を導入する提案がありました♪
梅崎家の家族に動物たちが仲間入りするのが楽しみですね!
〈エネルギー〉
梅崎家では電気やガスだけでなく、太陽熱、薪や練炭、もみ殻など、色んなエネルギー源が活用されていました。
中でも1期生が製作した太陽熱温水器は素晴らしかったです!
熱は熱のまま利用するのが効率的、という梅ちゃんの話には心から納得。
そして何より、汚れた水や消費エネルギーを極力少なくする事、つまり不必要に水やエネルギーを使いすぎないような努力がなされていて、わが身を振り返って反省する点や、すぐにでも導入できそうな工夫にも気付かされました(▰˘◡˘▰)
そうこうするうちに、あっという間にお開きの時間。
ザボンピールのケーキをいただきながら終わりの会をして、解散となりました(*^_^*)
さーて、6月に植える作物も決まった事だし、苗作りなどのできる作業を家でも楽しむぞーー(≧∇≦)
りかちんでした☆
2日目のレポートに続きます。