今まで何気なく見ていた田んぼ





本宅の周りはいつもと変わりのない

田園風景ですが

“どうぞ今年は豊作でありますように”

と願ってしまいました









こうして本宅にいると

二拠点生活を始めた時の事を思い出します





始めた当初は

近況を知らない知人に会うと

「なんで?」

「ご主人ご飯どうしているの?」

「家のことはどうしてるの?」

などが挨拶で

「1人で頑張ってもらってるの」と答えると

「いつ帰ってくるの?」となり

なぜか自分が

とても悪いことをしているように感じ

だんだんと人と会うのが億劫に

なっていきました






でも10ヶ月も過ぎると

そう聞く人も少なくなり

「あっ!帰ってたの?元気?」

が挨拶となり

「なんで?」

と聞いてくる人がいなくなりました






それは

内心はどうあれ

夫が1人で淡々と生活してくれているから

だと思います





それまで私も

これが普通

これがまとも

これが当たり前と思い込んでいたものが

たくさんありました





まず普通に

『夫は65才の定年まで

私も65才まで再雇用で働き

その後はこの本宅でそれぞれ好きに

生きていく』と思っていました





夫が63才での定年を選択した時

その時にね

‘いろいろな生き方があっていいんだ’

いろいろな物に縛られて

いろいろな物を縛っていたなぁ

と思いましたね〜






無理無理と思いつつも

自分にたくさん理由をつけて始めた二拠点生活

経済的な不安も

先行きの不安も解消された訳では

ありません

考えなくてはならない事もあります

でも

今は2人でそれぞれに

淡々と生活していきたいと思います 





内心はどうあれ(笑)