街の移り変わりと占いの在り方 | 夜明け前を歩く

夜明け前を歩く

タロットカード・算命学と手相による運勢鑑定をしています
運の浮き沈みと共に、人生を左右するのは日々の行動
闇の中を歩いているのなら足元に気を付けて
ゆっくりと進んでいきましょう

久しぶりの横浜中華街 

ここ数年でお店がどんどん変わっていますね

外観も新しく綺麗になり 町全体がテーマパーク

観光客は非日常体験ができて面白いと思います

 

でも怪しい魅力や不思議さは少なくなって――

まぁこれも時代ですね

 

今や判りやすさが重要

値段も手ごろ が主流の様です

観光客の種類も変わり店内でゆっくり食事をするより

外で食べ歩きを楽しむ人も多いみたいです

 

更にここ数年で占いの店が驚くほど増えました

これは気になる

横浜中華街では

エンタメ色を押し出す形になっていると思われます

お気軽な値段がほとんどです


観光地としてはその選択は正しいのかもしれません

 

ですが

うぅーむ これで一体どれくらいのことを見るのだろう…

と言うのが正直なところ

 

〝これで十分わかります” 

えぇー? ほんとー?

そ、それなら一度行ってみようかしら 悩ミナンテナイケドネ

 

占いに期待するものがどういうものか

人によるとは思いますし

 

占う側もそもそも影の仕事

妙に目だつとか 

ましてや荒稼ぎはよくないと思ってます

 

でも 本気で人様の運勢を見て

出来得る限りの助言を提示するとすれば

それには相当の労力を費やしているわけです

 

あの街の占い師さんたちが

現状をどの様に見ておられるかはわかりませんが

 

自分の労働の価値が低いと知らされるのは

人として心に堪えるものがある 

 

ネットや電話での鑑定が増える中

店舗での対面鑑定は古いということも考えられます

だから実質値下げも致し方なしということかしら

 

でもねぇ 対面での鑑定っていいですよ

お客様の熱を感じることが出来ます

 

星の巡りや宿命だけでなく

現在ご本人が持つエネルギーや実際の状況を受けて

その人の進む方向をお示しする

 

その方が ご自分の道を歩き出すために

 

とここまで書いてみて思うのは

 

世間の流れを変えることはできないとして

ならばその変化に囚われず

自分の足元を確実にするのが

最後に微笑んでいられるということ

 

理想ばかり掲げているようですが

あるべき姿は忘れたくないと思うのです

 

カッコつけた方がいい そんな時もある

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