いつもご覧いただきましてありがとうございます。
今日の札幌は、雨模様で気温も上がり じっとり湿度の高い一日でした。
山の動植物には、恵みの雨ですが・・・ 我々人間にとっては
過ごしにくい一日でした。
本州ではこの時期、梅雨の季節で北海道は梅雨には無縁でしたが・・・
近年は、蝦夷梅雨と呼ばれるように しとしと雨が降り続き湿度が高くなる
事が多くなりました。
地球の温暖化の影響でしょうか・・・ なれない気候に身体がついていかない
感じがします。それに付け加えて今年は、マスクが・・・
こまめに水分を、取ることが大切になりますね。
皆さん体調管理にお気をつけてください。
そこで今日は、昨日と同様に この時季の山林で開花するラン科の花
サイハイランのおはなしです。
昨年の三角山と砥石山の生命の輝く瞬間を撮影してきた模様です。
北の山林で輝く花々で涼んでいただき、心も癒してもらえれば幸いです。
では早速・・・
サイハイラン ラン科
初夏の山林に輝く 火の鳥のようです。
梅雨時の薄暗い山林で咲く花です。
季節の変わり目で花数が少なくなる時期ですが
そんなしっとり落ち着いた感じの山林で輝く山野草です。
蕾の時は、上を向いていますが花期になると一方にかたよって下向きになり
淡い紫褐色の花を避けたように半開きに咲かせます。
ラン科の花は、遠くから見ても美しいですが
花に近づいてみるとまた奥深い美しさを感じさせてくれます。
サイハイは、武将が兵を指揮するときに使ったもので
『 采配を振るう 』の語源になっています。
この花が、その形によく似ているためこの名がついたそうです。
満開に咲き誇る花に、鼻を近づいてみると高貴な香りに心癒されます。
ぜひ皆さん、五感で初夏の森林に咲く妖精さんを
観察してみてください。
今日は、ここまでです。皆さんこの花は、札幌市内低山でも咲いていますので
ぜひハイキングなどいかがでしょうか・・・
きっと出会うことができて幸せな気持ちになります。
さて今週末のお天気は・・・
あれこれ北の生命の輝く瞬間の撮影に行けるか・・・
どこに行こうかなど思いを巡らせています。
早期にコロナウイルスが終息することをお祈りしています。