廬山寺と茶の湯への誘い | 地球を楽しむ

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日々のこと

こんにちは。


昨日はどしゃぶり、今日は小雨。

今年は、空梅雨だった去年と違って

梅雨らしい梅雨ですね。


日曜は小降りだったのがまだありがたい。

夫とお義母さんとのお出かけデーだったので、

京都は廬山寺へ行ってました。


お義母さんが「次はろだん寺に行きたい」と

仰った時は、ググってもお寺は出てこず

?? となってましたが


和歌山出身のお義母さんは「ざ」を「だ」と

発音するんだそうです。

そんなの今まで気づいてなかったーびっくり


紫式部が育った邸宅跡に移転したのが、

廬山寺。


大河ドラマの光る君へがやっているので、

よく取り上げられてるみたい。

ちょうどこの日曜の放送の後にも

取り上げられてたそうですね。





こちらは、源氏庭という

桔梗のたくさん咲くお庭が有名なようです。






このお庭に面して

阿弥陀如来などご三尊がいらっしゃいます。

本堂の方は仏像はなく、

鏡が祀られていました。


源氏物語の絵巻や貝合わせなども

展示されていて、見応えがありました。


ランチは、貴与次郎へ。



丁寧に作られた手の込んだお料理、

とても美味しかったです♡

夫も義母も絶賛でした。

汁物は、茶懐石に出るような

しっかりしたお出汁の

美味しい白味噌で嬉しいラブ


最後のご飯と一緒に

もう一回お味噌汁も出てきました。



豆豆腐に、鮭。

鮭が出るって珍しいですよね

とても身の厚い美味しい鮭だったけど、

鮭をご飯なしで食べるのは、味が濃いかな。

小さくていいので、白身の西京焼とかの方が。


ジャガイモとお野菜の真薯が

綺麗な紫のプルプルに包まれてました。


デザートのマンゴーアイスと羊羹。

青と紫の入った羊羹は、

見た目だけでなく味も食感も

メリハリがあり、大満足♡


その後は、私の希望で茶道の展示会へ。


表千家の北山会館で

「茶の湯への誘い展 小間と広間 (風炉)」が

やっていて、ちょうどこの日に

家元の内弟子さんによる

ギャラリートークがあったんです✨


ちなみに、小間とは4畳半以下の茶室、

広間とはそれ以上の茶室です。

4畳半はどちらとしても使えます。


歴史としては、唐物のお道具を飾って

お茶は点て出ししていた書院造りの広間から、

お道具を使い、目の前で茶を点てる

小間の侘び茶になっていきます。


最初の小間は、足利義政が銀閣寺に作った

4畳半と言われているそうです。



表千家の不審庵を模した茶室も

展示されていました。




小間と広間で使われる道具などが変わります。

広間は華やかめなものが多く、

小間は狭く暗いので、

手触りなどが重視されます。


その基本的な傾向の違いの説明をしてくださり


そうはいっても絶対的な決まりはなく、

お茶というのは想いが1番大切なので、

亭主の想いにより、

色んなお道具の使い方をしてほしいとの

お話がありました。




組み立て式茶室も

この展示会のためにできていて、

中にも入らせていただきました。





不審庵は畳も障子も、昔ながらのやり方で

つくられているそうです。

確かに

こんな障子の貼り方を見たことがないかも。



小間のお茶事で使われる銅鑼もあり、

叩かせていただけました。


大小大小中中大 で叩きます。


自分がお茶事の亭主にならなければ

叩く機会なんてないので、貴重な体験でしたおねがい


広間では喚鐘が使われるとのことですが、

私が参加したことのあるお茶事では、

広間でも銅鑼が鳴らされてました。

喚鐘の音も聞いてみたいな。



若い頃に1年でお茶はやめたという

お義母さんは、退屈だったようで

後半はラウンジで待ってらっしゃいましたが


夫は歴史的、建築的な見解から質問などして

生き生きと楽しんでました 笑




入館料に、ご呈茶がついていました。


このお薄が、とっっても美味しかった・・!

お尋ねすると、柳桜園の松の白だそうです。


買ってみるつもりですが、

でもきっと点て方の違いなんですよね

だって私、普段グレードとしては

もっと高いお茶使ってるもの笑い泣き

同じお茶を使っても味が違うことでしょう。

こんなに美味しく

お茶を点てられるようになりたいです・・✨




ありがとう



ごめんなさい



許してください



愛しています