4技能がスパイラルだ、can-doリストだなんだかんだ言っても、この問題をクリアしないで多くの家庭や子どもを笑顔にはできないんじゃないかって思う。
音と文字のルールであるフォニックスを指導するけど、その先が続かない。何が続かないって、指導理論が続かない。教える側の理論&実践と目指しているゴールの姿がつながっていないし、そんな前例をほとんど見てきてないから、どうしかけたら、そのゴールにたどり着けるのか見当がつかない。それが本音だと思う。
たとえば、ここにあるBBLのレベル3の本。タイトルはBee's knee

「はちのひざ」
かなり楽しそう、って思うのは私が子どもだからだろうか。
さっそく読み始めてみる。
「はちにひざはあるの?」っていう少年の疑問から話が始まって、はちに話しかけて・・・というストーリー。
子どもにbeeとkneeを教えるのは、そう時間はかからない。
ばらばらに教えてきた単語を規則的にあるていど似たもので集めて、文を作る。シンプルな文を作る。
でも、そこはストーリーになっているし、挿絵が理解を助けてくれるしで、だいたいの意味を推測しながら読むことができる。
そして、出てくる単語の規則が、音による規則と文構造の規則で限定されているから、難しくない。音による規則で考えると、たとえば、こう。
bee's knees
three
tree
tea
please
know
knock
knot
eeで「イー」って伸ばす音。
eaも「イー」って伸ばす音。
knは「n 」の音。
それを手掛かりにして、次の音を理解することが容易になる。
自分で音のルールを見つけることもできる。
文構造の規則で考えると、同じような質問の形を繰り返し使うとか、同じ文の形なんだけど単語だけ違うとかがされているので、そんなに迷わない。教科書にはよくあるパターン。
教科書もすっごくよく考えられているけど、音によるつながりを意識させるには、文の種類と量が足りなさすぎる。
先日、どこかの立派な方の公演を聞いて、実践を聞いて、確かに立派だけど学力底辺の子たちは救えないなって感じた。やっぱり、あの子たちは苦しいままなんだって思った。
「英語が得意でないので、高校で、ネイティブスピーカーの先生の言っていることを理解したいと思って、この高校を志望しました。」って、日本語もねじれちゃっているこんな子たちを、どうしたら中学校で最大限に救えるのか、小学校で最大限に救えるのかって考えて、実践を重ねていきたい。
フォニックスリーディングの本を教室管理にして、授業中でのみ扱う。
読み聞かせ+アクティブリスニングを入れて、表現力と理解力もあげる。
リテリングを入れて、さらに表現力をあげる。
おおざっぱに言うと、こんなことを実践中+おためし中。



