以下は要点:

①東京電力福島第一原発事故から三年七カ月が過ぎ、東京湾の放射能汚染は河口周辺ではかなり高い汚染が広く残っていることが確認された。

②沖合では海底土1キログラム当たり高くても数10ベクレルと汚染度は低かったが、
花見川(千葉市)河口:1189 Bq/Kg:非常に高い濃度のセシウムが検出
荒川(東京都)河口:167~398Bq/Kg、
東京と神奈川県境の多摩川河口:89~135Bq/Kb

福島第一周辺でも、原子力規制委員会が公表している75点の調査地点のうち、100ベクレルを超えるような海底土の汚染は22点に限られている。

③海底付近の水はいずれも不検出だった。

④魚介類への影響:水産庁の本年度のデータでは、河口部で採れたシジミやアサリは一件で3ベクレルを検出したのみ。海水魚では花見川で捕れたウロハゼの8ベクレル弱が最高で、ほとんどは不検出だった。食品基準から考えると、心配ない状況と言えそうだ。

⑤担当する環境省に河口部の調査をしないのかただすと「事故前から有害物質の測定をしてきた地点を踏襲している。今後、自治体からの要望があれば、必要に応じて測定点を増やす可能性はあるが、測定点をいくらでも増やすわけにいかない」との答え。

政府は危機感が欠けているとしか思えません。