「憲法問題発信 沖縄の視点で」2013年10月10日付け 沖縄タイムス
原題 琉大生の沖縄版「憲法検定」に期待

 5日付の本紙、沖縄版「憲法検定」試みの記事を読んだ。琉球大学憲法ゼミの学生が子どもから大人までを対象とした「憲法検定」を作っており、年内実施を目指している。条文を中心に、歴史を絡めた問題が主に選択式で出題され、県内各地の公民館や学校などで実施したいという。
 子どもから大人まで参加できるというのがいい。確か沖縄県は、近く障がい者の権利条例が前文もふくめ、障がい者や市民が参加し検討され、わかりやすい条文で議会に提案されると聞いた。また、先月は、婚外子の遺産相続差別に最高裁が違憲判決を出したり、戸籍にある嫡出子、非嫡出子の項目も削除の案が出ている。 
もちろん沖縄には米軍基地問題という重要な憲法問題もある。そして権利を自分のものにしようと取り組んでいる人たちはたくさんいる。この検定の結果、沖縄から市民の権利を守る憲法を見る目が広がることを期待したい。