零戦里帰りプロジェクト | 凡人の妄想トレーディング

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トレードのこと、バイクのこと、国内外の政治経済のことを徒然なるままに書き綴ります。


まず誤解の無いようこのプロジェクトの趣旨と目的について触れたいと思います。

「零戦はその開発の目的と歴史には二度とあってはならない悲しい歴史を背負っていますが、当時、日本の物作りに関する技術力を世界に知らしめた「日本の物作りの原点」とも言える機体です。
日本は長年の景気低迷、少子高齢化、社会保障問題、地球温暖化、東日本大震災や多くの自然災害からの復興、原発問題、TPP加盟によるグリーバル化などその環境は大きく様変わりしています。
日本は、ここで初心に帰り考え直す時期に来ていると考えています。
本機を里帰りさせることで、二次大戦世代の方から平成生まれの新生代の方まで多くの方が、「初心に帰り」、「何かを思う」、「明日を考える」きっかけになれることが最大の目的です。

今日本経済は色々な要因が重なり元気がなくなっているように感じます。そんな今だからこそ、原点であるゼロ戦に着目し、生まれ故郷の日本の空を飛ばすことで、日本のモノづくりを活性化させるきっかけにできるのでは?と考えました。
ネジひとつの重さまでしっかりとこだわる職人の考え方や、画一された安定性のある生産力など、我々の受け継がれてきた気質の良さを後世にもしっかりと引き継いでいきたいのです。」


とても素晴らしいプロジェクトです。

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零戦を生み出した技術は日本人持つ緻密で精巧さから生まれた結晶!
重厚長大ではなく、小ぶりだが高品質。 隅々まで配慮が行き届いている・・・・・・
日本のモノづくりの言わば原点とも言えるもの。

その零戦が今は飛ばすことができる機体が1機も日本にありません・・・・・・
そこで「里帰りプロジェクト」がはじまったわけです。

自分は、2年前にこの話を聞き、名前は出していませんが会員に入っています。
知人が会員登録して、自分はその半額を出す・・・・・というスタイル。
ただただこのプロジェクトになんか手助けをしたい、そんな気持ちからでした。


現在、レプリカの除き、零戦はたった4機しか残っていません・・・・・・

「ソロモン海戦中に追撃されたものとみられる機体が、1970年代にパプアニューギニアで発見されました。純国産の優秀な飛行機でした。当時の設計図を元にA6-M3のゼロ戦22型と同じ仕様に仕上げた機体で、修繕の際にはサイズなどの違いでロシア(旧ソ連)のメンテナンスチームも作業に加わり38万時間という作業時間を費やして飛行可能な状態にしました。エンジンはオリジナルの栄エンジンは修理できる状態ではなかったので保管され、PRATT&Whitney社製のエンジンを搭載しています。
修理を終えて1999年には映画「パールハーバー」の撮影で飛行し以降、米国のイベントや雑誌の撮影メンテナンスの為に飛行しています。3000km飛行可能と言われております。」








少しお高い会ですが・・・・・「ZEROファンクラブ」なら1口1000円から加入できます。
莫大な維持費がかかる零戦の保存・・・・・・趣旨に賛同して頂ける方は、加入願います。