招待客として外注カメラマン持ち込み | ウェディングカメラマンのブログ|結婚式・二次会撮影のスタジオイースト

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最近、「持ち込み料を払いたくないので招待客として撮影して貰えないか」、という問い合わせがかなりくるようになっています。

 

「大丈夫でしょうか?」と聞かれますので、正直に「分かりません」、とお答えしています。

 

私どもお客さんの依頼に応じで撮影するのみなので、お客さまと担当プランナーがどう言った交渉をしているかは分かりません。

 

ただ、「会場カメラマン以外のプロが撮影した場合は、罰金20万円」と言った脅しや、「プロカメラマンとみなす撮影機材リスト」をチラつかせて脅す会場があると聞いています。

 

自分の耳に入る範囲内での知識ですが、
一般的にお客さまが外注カメラマンに依頼する場合、以下のような理由があると思っています。

 

1、アルバム代金が高すぎる。適正と思えない。

 

2、カット数が少ない。

 

3、式場カメラマンの技量が低そう。サンプルの写真が気に入らない。

 

4、データだけ欲しいのに売ってくれない(アルバムとの抱き合わせ販売)

 


利益を内部に落としたい会場側としては正直痛いところを突かれている訳ですが、それに対する対応は以下のようです。

 

1、外注業者に進行の流れを妨げない旨の念書に署名捺印させる。

その書類さえ提出すれば、実質自由に撮影可能。

 

2、いわゆる「持ち込み料」を払えば外注カメラマンの撮影可能。

 

3、いわゆる「持ち込み料」制度自体が無く、外部カメラマンは一切禁止。

必然的に、嫌でも会場カメラマンを使わざるを得ない。

 

4、基本的には3、同様だか、担当プランナーの現場裁量で、招待客としてお席代(フルコース料理代)を払ってくれれば黙認。

 

こんな感じのようです。

 

こちらとしては、1と2ばかりだと非常に助かります。

是非「持ち込み料」をお支払いの上、当方にお申し込み頂きたいものです。

 

私、いわゆる「持ち込み料」の存在自体には疑念を抱いていますが、現状その¥の効果はやはりありまして、式場スタッフも其れなりの配慮はしてくれるものです。

 

式場カメラマンとの違いは、

 

1、チャペルで祭壇に登らせてくれない場合がある。

 

2、全員での集合写真を撮影する時に、式場カメラマンは5~7段程度の高い脚立を使うが、外注カメラマンはそんな大きな道具を持っていけない。

 

くらいでしょうか。

 

もっとも、本物のキリスト教会の結婚式では、カメラマンが祭壇に上がる事などできませんから、ホテルや結婚式場のチャペルの方が常識外れとも言えます。

 

脚立を件は、会場のせいではないので仕方ないですね。

ただ担当者が親切な方でしたら、特別サービスで脚立を貸してくれる可能性もあります。

 

話は戻って3の外注カメラマン一切禁止の会場ですが、これはさすがに減少傾向にあります。

今はお客さんもネットで色々と調べる時代ですから、こうした売り手目線のみの対応は、時代に合っていないようです。

現状は過渡期とも言えますが、お客さん側には不満感が残りますので、今後こうした塩対応はますます難しくなるでしょう。

 

で、一番の問題は3の「招待客として」の場合です。

こちらとしても立場がグレーで、どこまで踏み込んで良いのか困惑します。

 

「大丈夫でしょうか?」と聞かれても、こちらが「大丈夫でしょうか」と聞き返したいくらいです。

仮に3ヶ月前に大丈夫だったとしても、会場側の方針が変わる可能性があります。
大丈夫と太鼓判を押せるのは、会場サイドの帝王・担当プランナーさんだけです。

 

確実に言えるのは、カメラマンの行動が制限されるだろうということです。

そこが、持ち込み料を支払った場合との違いです。

行動上の制限についてはよく質問を受ける事があるので、少し説明します。


結婚式のスナップは一般的には挙式の1時間前から始める場合がほとんどです。

1時間前はご新婦様のお支度が整う時間で、もしメイクルーム内での写真をご希望の場合は、さらに30分程度早く行く場合も多いです。

 

美容室を出てからは、基本的にカメラマンは付いて回る事になります。

挙式が終わって控え室に入るとベールを外す場合が多いので、いわゆるお嫁さんらしい姿を落ち着いて撮るには、挙式前に撮影する必要があります。

また披露宴が始まるとたくさんのゲストに囲まれる事になりますから、家族や親戚とスナップ写真を撮るのも、挙式前が一番です。

 

挙式前1時間の流れは典型的には以下のようになります。

 

お支度完了→ 会場のスタジオで2人の写真→ 館内でのスナップ写真 →親族紹介→ 挙式のリハーサル→ 挙式本番

 

いわゆる「持ち込み料」を払う場合は、一部の結婚式場を除き、たいていはこの貴重な1時間の間、撮影は許可されます。

(但しスタジオ内は除く。スタジオは一種式場カメラマンの聖域なので、入室禁止が普通です)

 

この挙式前1時間はメリットは大きいです。

 

それに対して「招待客」の場合は、先ず動線から違います。

いわゆる「持ち込み料」で許可された外注カメラマンは、1時間は前から入ってお二人や親族の控え室をのぞいて、許されれば写真撮影も出来ます。

 

招待客の場合は、親族控え室とは別の来賓控え室に入りますが、一般的には挙式の30分くらい前に式場に行って受付を済ませ、来賓控え室で挙式が始まるのを待ちます。

そしてスタッフに誘導されてチャペルへ入り、座った後は移動禁止です。

写真は許可されるかもしれませんがフラッシュは禁止、何より新郎新婦は牧師さんの方を向いているので後姿のシーンが多くてもどかしいです。

 

現状、いわゆる「持ち込み料」を払うかどうかで、こう言った差が出てきます。

それでも根拠不明確な「持ち込み料」は払いたくない!という勇者はいることでしょう。
私の元には、式場に対する不信感や怨嗟の声が時折届いていますので、稀に相談に乗る場合があります。

 

但し、カメラマンの立場から言えば、制限の中での撮影を強いられプレッシャーも強いので、当然皆嫌がります。

私自身はまだしも、当方契約のカメラマン達にこの種のキワモノ的な仕事を頼むのはココロ苦しくもあります。

 

最近は「友達」を有料で派遣する人材派遣業もあると聞きましたが、私もお客さまから「持ち込み料」の逆バージョン、「招待客料」を頂きたい気分です。←これは冗談です (笑)


招待客としてと依頼していながら、たくさんの撮影サンプル画像を貰った事がありますが、その時はさすがに断りました。

招待客はプロでは無いので、そんなに器用に立ち回ると不自然です。
さり気なく撮影して、さり気なく失礼する、というのが常識でしょうか。

 

私の知り合いのあるビデオ屋さん、招待客として撮影したらしいですが、撮影を終えて帰り際に式場スタッフに呼び止められてこう言われたそうです。

 

「○○さん、お顔とお名前はしっかり覚えさせて頂きました」

 

まあ、言ってみれば恫喝です。
次からは出入り禁止の警告ですね。

 

「キミ、失敬だな!それがゲストに対する態度か!名を名乗れっ!」と言ってもいい状況ですが、その時は突然の恫喝で言葉を失ったそうです。

 

せっかく撮影を終えて旨いビールでも飲みたい気分が、これでは台無しです。
こういう暗い結果も招きかねない難しいミッションなのです。

 

私、お客さんの味方と勘違いされがちですが、何事も行き過ぎを嫌う性格です。
式場もお客さんも、それぞれ言い分があるでしょうが、お互い中庸の精神で行きたいものです。

 

 

 

 

 

 


 

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