2018年7月31日(火)のこの差って何ですか?では、疲労回復に良い発酵食品である漬物として、水キムチの作り方を教えてくれました。
解説はお茶の水健康長寿クリニックの白澤卓二先生です。
漬物には善玉菌の乳酸菌が多く含まれていますが、植物性乳酸菌は小腸の中で悪玉菌を退治してくれるので栄養分の吸収がスムーズになり、疲労回復効果が高まります。
そしてより疲労回復効果が期待できる発酵食品がキムチなのです。
乳酸菌の量はぬか漬けの約10倍にもなります。
その理由は発酵の期間(ぬか漬けは半日から2日、キムチは約1ヶ月)にあり、またぬか漬けは乳酸菌が多く含まれるぬかを洗い落してしまうことからこういった差が出るということなんです。
さらに白澤先生のおすすめキムチが水キムチです。
こちらは米粉入りです↓
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水キムチは自宅でも簡単に作れるそうです。
自宅で簡単水キムチ
【材料】
・米のとぎ汁
・塩
※ とぎ汁200mlにつき塩は小さじ1
・きゅうり、なす、ニンジンなど好みの野菜
【作り方】
① 米のとぎ汁に塩を加え、ひと煮立ちさせます。
② ①を冷まし、容器に移します。
③ ②に食べやすく(4~5㎝長さで縦4等分程度)切ったお好みの野菜を入れます。
常温で半日置けば完成です。
米のとぎ汁には乳酸菌が含まれ、乳酸菌は米の糖分で発酵します。
そのため爆発的に乳酸菌は増え、ぬか漬けは約1600万個、キムチは約1億6000万個であるのに対し、水キムチは約3億個(ぬか漬けの19倍)にもなります。
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