自分が「がん」になったときの心構え[治療]
 
 

2024年3月29日(金)

 

 

 

自分ががんになったときのための…  心構え】
 
 

Amebaブログでは夫と同病の方との交流はあったけれど、それ以外の「がん」の人と最近交流をするようになって、自分が何かしらの「がん」に罹患したらどのように動くべきか考えるようになった。

私の知人の女性たちは、55歳以前で亡くなった人が2名、夫の知り合いを含めるともう少し多い。

 

 

私が大病した時は、年齢の差からもおそらく夫はこの世にはいない…。相談相手もいない。すべて自分が決断し行動しなければいけない。私に近い親族で医療関係者はいないので、医師と話した時に、その場その場ですぐに物事が決められないと思う。



夫にもその話をした。がん治療・延命の点では、

 

 

① 手術可能な病巣が見つかったら切除。がん細胞に栄養の補給路(血管)を作らせないようにする。

 

② がん細胞を散らしたならリンパに転移していると考え、体に散ったがんを殺す「抗がん剤」を視野に入れる。「分子標的薬」も調べる。

 

③ 放射線は一発勝負で手術と同じと考える。一度当てた所は再び当てられない。予防的には使わない。

 

④ 信頼のおけるかかりつけ医(ホームドクター)を見つけておくこと。分からないことは自己判断しないで相談する。誤った医療知識で動かない。

 

 

「がん」なってしまった結果に対しては、治療が後手にならないように努める。(自分ごとになると面倒くさくてとても腰が重い。)

手術する病院が決まるまでの期間は、可能な限り病気のことを勉強して、医師と会話ができるように準備する。

 

 

「がんを殺してくれる体の兵隊(味方)」の負担を減らすことも考える。変則的な生活をしないようにする。睡眠時間だけはちゃんと確保する。場合によってはデパスのような精神安定剤を処方してもらう。

 

 

体を動かせる時は運動をして、筋力低下を防ぎ手術に耐えられる体力作り。自分の体の中で起きている「戦争」に勝てるように体力を備える。負け戦は考えない。

 

 

 

去年は身内で乳がん、子宮頸がんになった人が2人いたこともあり、婦人科系のがんの勉強を軽くした。自分が乳がんや子宮がんになった場合はステージⅠであっても基本は「全摘」して一発の手術で終わらせようと決めた。

 
 
 

夫の言葉「標準治療通り動いたらそのストーリー通り死ぬ。死ぬのは自分で医者じゃない。自分を助けるのは自分だ。」

この言葉は、過去に戦友を「小細胞肺がん」で亡くした悔しさから。戦友の仲間の医師と夫が必死で動いたが、今使いたい薬が標準治療だと使えなかったり、ステージが進まないと使えない薬だったりで、先手の治療ができなかった。