人生意気に感ず「窮地に立つトランプ氏。ジョンソン氏の議員辞職。ジャングルを生きた奇跡の姉弟」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「窮地に立つトランプ氏。ジョンソン氏の議員辞職。ジャングルを生きた奇跡の姉弟」

◇トランプ前大統領が窮地に立たされている。開示された起訴状から分かった事実は驚くべきものだ。トランプ氏は13日に連邦地裁に出廷する。FBIは本格的に捜査に乗り出していた。マスコミも国家の危機とばかりに注目している。

 前大統領はインタビューをした作家に「私が見つけた文書を見てみろ、攻撃計画だ」と話す。文書は国防総省や米軍幹部が作成したもので米国の核兵器に関するもの、外国から攻撃を受けた場合の報復計画、米国と同名国の軍事的な弱点なども含まれていると言われる。このような機密情報を喉から手が出るほどほしがっている国は多い。トランプ氏はこれらを執拗に、自らの弁護士をあざむいてまで返却を拒もうとしている。そして今回の起訴をめぐりトランプの支持率は上がっているという。共和党の幹部もこの件に関し、トランプ支持を表明している。これらの状況を背景にして恐らくトランプ氏は高を括っているに違いない。しかし今度は米国の司法は甘くないと思う。民主党の謀略だという声は大きいが、それを超えてアメリカの民主主義と国家の安全が問われている。そして、それは世界の問題と結びついているのだ。私は、トランプ氏のような人物を大統領にすべきではないと思う。今回の起訴によってトランプ氏は大きくつまずき、それは来年の大統領選に大きく響くだろう。

◇昨年首相を辞任したイギリスのジョンソン氏が9日、今度は議員を辞職した。首相の辞任は新型コロナで行動規制が課されていた中、官邸でパーティを開催したことが世論の厳しい批判を受けた結果だった。これに対してジョンソン氏は故意による規制違反ではなくパーティは必要不可欠な職務上の会合だったと議会で主張していた。この主張が議会を欺いたとして下院の委員会が調査していた。委員会が懲罰を発表する前にジョンソン氏は自ら辞職することで懲罰を回避したと見られている。仮に懲罰を受ければ政治的な将来が壊れる可能性があったので、強かな政治的判断であった。

◇南米コロンビアのジャングルに飛行機が墜落し、40日ぶりに13歳から1歳までの4人の姉弟が救出された。母親ら大人3人は死亡していた。軍は「奇跡、奇跡、奇跡」と報告。カリブ海に面しコロンブスの名を冠した唯一の国、コーヒーの一大産地である。赤道直下のジャングルには危険な野生動物なども多いと想像される。4人の姉弟の奇跡のサバイバルドラマがあったと思われる。その後の情報が待たれる。(読者に感謝)