人生意気に感ず「県議会でケネディ。よろい人骨は何を語る。ドクターヘリを高速道に。3人死刑」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「県議会でケネディ。よろい人骨は何を語る。ドクターヘリを高速道に。3人死刑」

◇「アスク、ナット、ファット、カントリーキャンドウ、フォーユー…」監査委員就任の挨拶は英語で始まった。ケネディ大統領就任演説の有名な一節である。(ask not what your country can do for youask what you can do for you


新に任命された横田秀治氏の思いが伝わる。「国があなたに何をしてくれるかを問うのでなく、あなたが国のために何ができるかを問うのです」これをアーリントン墓地で見た時感動しました、私も県のために何が出来るかを(自分に)問いたいと思います。英語の説明と共に自らの決意を語る挨拶は格調の高いものとなった。監査委員の使命は大きい。

 ケネディは国難に当り、国民に受身でなく積極的な参加を求めた。民主主義の原点であり、今日の日本、そして群馬にあてはまる。私は朝ケネディの演説原文を口ずさみながら走るのを日課にしている。議会でこれに出会ったことが意外であった。

◇渋川出身議員がよろい着装人骨の歴史的価値に関する知事の認識を問うた。知事は、よろいの武人が人骨と共に古墳以外から出た、国宝の武人ハニワと同型式で郷土の宝だと述べた。

 昨年12月12日、寸暇を得て現場を見た。榛名を見上げる斜面の遺跡は想像を掻き立てる。寄せる噴煙と火の背後で黒い山体は大魔人に見えたことであろう。武人はよろいを着て避難の指揮をとったのだと思う。太田の国宝武人ハニワは映画「大魔神」のモデルになった。火山に立ち向かった武人は現代に甦って何を語るか。歴史は過去と現代の対話。過去に問いかける委員会が23日に始まる。生徒に当時の武人と住民を想像させる作文を書かせたらいい。

◇高速道にドクターヘリを離発着させる試みが進んでいる。昨日の議会で明らかに。昨年の関越道の事故は人命が時間に関わることを思い知らせた。ヘリは速い。近づく大災害対応の意味もある。高速交通県を人命尊重県に結びつけねばならない。

◇3人の死刑執行が発表された(21日)。異様な臭いが伝わるようだ。9人殺傷事件の金川真大、女児誘拐殺人の小林薫、スナック経営者殺害事件の加納恵喜の各死刑囚。残りの確定死刑囚は134人。日本は、先進国中数少ない存置国。現状で良いはずはない。大いに議論する時に来ている。元執行官は、首の鹿皮が執行後人間の脂で黒ずむことを語っている。(読者に感謝)


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