日本の素晴らしさ
セミナー第2部です。
山田兼道さんという偉大な写真家がいます。
http://www.yamadakanemichi.net/
夏坂健先生を通じてお知り合いになれました。
夏坂先生がご逝去されて10年が過ぎようとしています。
先生を慕って集まった仲間。去って行く人あり、新たに加わる人もありですが、いつも素晴らしい方とお会いできる楽しみがあります。
山田兼道氏は夏坂先生の本に出会った時、読破した後、いつまでも冷めやらぬ余韻に浸りったそうです。
素晴らしい演劇、映画、音楽に出会ったときに余韻がいつまでもずーっと残る。
こういう世界があるのかと、しばし、大きな感動に浸ったと仰っていました。
そういう山田兼道氏ですが、写真家として今のゴルフコースを見ると大きな落胆を隠せないそうです。
特に井上誠一という歴史上最高のゴルフコース設計者のコースが、アメリカナイズされたワングリーンに簡単に作りかえられるような暴挙には怒りさえ覚えているようです。
ファインダーごしにグリーンを見た時の井上誠一の世界とも言える、計算されつくした、コースと背景が見事に調和した美しさが、妙にしまりがなく、ありふれた景色にしか見えなくなったときのやるせなさを大変嘆いておりました。
アメリカでは有名なゴルフコースデザイナーがいます。
ロバートT.ジョーンズやブリック&ウッドクラブを設計したデスモンド・ミュアヘッド、そしてプレイヤーとして超有名なジャックニクラウスなどなど。
私も確かに感じるのですが、その世界的に有名な設計者以上に井上誠一氏が設計したコースには、優しさと美しさがあるのです。
やはり、日本人独特の感性というものがあり、それを感じるのだと思います。
近年では、海外アーティストが日本の美術を参考にして大成している例も多くあります。
山田氏が言っていました。
もっと、自分たちの文化を大事にしよう。
どこにも負けない素晴らしい文化を私たちは持っているのだと。
私もその言葉に大いに元気づけられました。
ちなみにスコットランドやイギリスでは最もすぐれたゴルフ設計者は”自然”です。
ブリック&ウッドクラブ
セミナーに行ってきました。
今年のスピーカーは千葉県にある話題のゴルフ場、”ブリック&ウッドクラブ”の創設者 坂征郎氏。
会員がゴルフ場運営に参加して、自分たちの理想郷を作っているクラブです。
坂さんを始めとする創設メンバーは日本のゴルフコース経営に疑問を持っていたそうです。
「何でアメリカでするゴルフと日本でのそれはこうも違うのだろう??」
それぞれのゴルフをキーワードで分けて見ると…
アメリカのゴルフ:気軽、ざっくばらん、環境デザインを考えたコース設計、スループレー、セルフプレー、コミュニティが運営の単位、ゴルフはスポーツ
日本のゴルフ:堅苦しい、もったいぶっている、庭園設計や造園業による設計、酒と長い昼食、キャディーに頼ったゴルフスタイル、社用族っぽい
と仰っていました。
ずいぶん日本のゴルフが可哀そうな言われ方ですが、私自身も全くの同感なのです。
高いプレーフィー(今はずいぶんと安くなりましたが、今度はゴルフ場の経営自体が窮地に陥っています。)、メンバーになるための高い預託金、そして賭けゴルフや接待と言った、なんとなくダークなイメージ…
それを完全に払拭したメンバーがゴルフ以外でもクラブライフを楽しめる場所をつくりたい!
それが坂さんの夢で、ブリック&ウッドクラブをつくったそうです。
そこでは犬を連れてラウンドする方や子供連れでゴルフを楽しむ人など、他のコースでは見ることのできない光景があるそうです。
近々ブリック&ウッドクラブに行くことになりましたので、実際に見、そしてB&Wのクラブライフを感じてきたいと思います。
地球ゴルフ倶楽部
地球ゴルフ倶楽部
故夏坂健氏が音頭をとり、ゴルフ好きが集まった倶楽部です。
私は夏坂先生がご逝去されてからの入会なので、残念ながら直接夏坂先生とはお会いしていません。
今はだんだん、そういうメンバーも増えてきています。
お会いはしていませんが夏坂先生が残したものは非常に大きく、著書だけではなく地球ゴルフ倶楽部のメンバーに直接受け継がれています。
その影響力には常に驚かされます。
私にとっては今もなお、ゴルフとは何か、人生とは何かを考えさせてくれる大きな存在です。
明日、地球ゴルフ倶楽部恒例の正月セミナーがあります。
過去様々な方にお越し頂きました。
皆様ゴルフという共通点で、独自の分野で活躍されている方のお話を聞けるのは新たな刺激、感動、驚きとなり、心が動かされています。
明日、どのような話が聞けるのか楽しみです。
そして、そのエッセンスをここでご紹介したいと思っています。
ご期待下さい。
ペーターから学ぶこと
私の小、中学校時代の同級生にナチュラリストでエッセイストの女性がいます。
彼女はパリ・ダカールラリー完走という輝かしい実績もあり、個人的に尊敬している友人の一人です。
仕事で行き詰った時や、進む方向性が見出せない時など彼女を訪ね、話をしていると不思議とパワーをもらえるのです。
先日彼女のお宅にお邪魔した時のことです。
そこで面白い方にお会いしました。
その方は以前、長野県のスキー場で羊の放牧をしていたそうです。
スキー場と言えば夏場は観光客集めで四苦八苦している上に、伸び放題になっている草刈りがまた重労働。
そこで、羊の出番なのです。
お金と労力をかけて草刈りをしなくても、羊にとってはおいしい食料。
羊たちが大変な草刈りを代わりにしてくれます。
そして観光客には「羊と遊ぼう!」と、のどかな時間を提供することで喜ばれ、まさに羊さん大活躍の舞台となるのです。
興味深い話はここからで、アルプスの少女ハイジに出てくる羊飼いのペーターさながら(実際にペーターと呼ばれてました。)の生き方をしているその方ですが、羊の乳からチーズを作りそれを売っていたそうです。
大変評判の良いチーズだったそうですが、少量しかできません。
普通であればそこで羊を増やしてもっとチーズを作り、人気商品として財を成すことも考えるでしょう。
ところがペーターは違います。
羊を増やせば草だけでは食料が足りなくなり飼料を買わなければいけません。
チーズを大量に作るにはそれなりの設備が必要です。
設備ができれば人を雇わなければなりません。
そう、どんどん投資が必要になって、拡大しなければどうしようもなくなってしまうスパイラルに入ってしまうのです。
ペーターは自分一人が、投資無しで作れるチーズを売り、自分とまわりの人が生活できるだけの収入を得て、決して拡大しませんでした。
ところが今の経済がその真逆!
拡大しなければ生きて行けないスパイラルに陥っていて、ほんの一握りのわずかな人の富のために全員がゲームに参加している状態なのです。
そしてもっとひどいのは、このゲームの犠牲者は私たちの子供たちで、負の遺産をどんどん大きくしてしまっている事。
今こそゲームのテーブルから離れ、自分のできる範囲で、生きていくためにすることは何かを真剣に考えなければいけない時期だと改めて認識させられました。
ペーター、ありがとう!
今年もまた、ペーターに会いに行きたいと思っています。
酒は百薬の長!?
私は毎日お酒を飲みます。
健康のために休肝日をつくらないといけないとよく言われます。
自分自身でも飲みすぎた翌日などは、もっとひかえないといけないと思うときも少なくありません。
ただ、友人の心理カウンセラーから言われた言葉で「もしかしたら、これが私の健康法なのかな」と思うようになりました。
それは「渡辺さんは、お酒を飲んで一日、一日を整理してるんですよ!」の一言です。
お酒を飲みながらでもゆっくり一日を振り返ったり、あるいは会話をすることで気になっている事を忘れる時間に変えてみたりなどと…
確かに、ストレスをためない。翌日に持ち越さないという効果が私には働いているようで、毎朝「よし、今日もやるぞ!」という気持ちになれるのです。
これからもお酒を友としてそれを楽しむ時間に浸りながら、上手に付き合って行きたいと思っています。
ただ、やっぱり飲みすぎだなぁ![]()