しょせん仕事である。

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中小企業の社長さんたちが、

ときには死ぬことさえ考えるほど抱えた負債。

それを自覚したときの精神的プレッシャーたるや

筆舌に尽くしがたいものがある。


これは、個人の借金や、個人事業主の負債も同じで、

常に暗闇があるような日々を過ごすこととなる。

飯も喉に通らない。

見る人が全部自分より幸せに見える。

そんなことが当たり前にある。


しかし、である。

一方の「貸した側」はどうか。

友人、知人、親戚、親からの借金は別として

(それは先に返しましょう)

銀行やサラ金はどうか。

彼らは「仕事」である。

「仕事」でかる以上、

あなたが死ぬほど苦しもうが、

家族が苦しもうが関係ない。

マニュアルに従って、淡々と回収する。

家に帰れば家族と楽しくやってるし、

ローンを組んでマイホームなんか

持っちゃったりするだろう。


問題は、そこである。


彼らは仕事である以上、

例えば貸した金がどうなろうと、

最終的には知ったことではない。

マニュアルにそって取り立て行為(いまや、がんじがらめに法律で規整されている)を行い、

最終的にはサービサーに二束三文でたたき売り、

損金計上して終了。


貸したことに死ぬほど悩むことなんてない。


今回の九州豪雨、被害にあった会社などに

彼らがやることは何か。

それは、融資の緩和である。

つまり借金が増えるだけの話。

銀行員に、人間性を求めてはいけない。

彼らは、金を貸すことで人助けしてると考える人種なのだ。


まあ、話がそれたが、

まず、借金の重みを感じる必要はない。

返せれば返せばいいし、返せなかったら返せなくてもいいのだ。

だって、仕事なんだもの。

あなたがサラリーマンだとしよう。

仕事で、例えば納期が遅れると取引先から連絡があったとしよう。

そういう場合どうなるか?

相手を、自殺まで追い込むか?

そんなことはしないだろう。

怒りはあっても、それはあくまで「仕事の範囲内」での怒りであって、

まあ、怒りよりも、これからどうするか各方面と折衝したり、

ストレスを感じる方が大きいだろう。


借金を返さない(返せない)とは、

銀行員側からすれば、まさに「納期の引き延ばし」、なわけである。

しかも、取引先は数十社、数百社とある。

一社の納期が遅ければ、別の会社に代えるだけであろう。

それと同じだ。


どうも、できる社長さんほど

「受け」に回ったときにヘロヘロになる感じがあるとお見受けする。

だから、弁護士の薦めるままに、債務整理に手を出してしまうのだ。


自分の考えるにとらわれない、広い視野が必要だ。

返せないものは返せない。

納品できないものは、納品できない。

どこが違うのか。

そこをまず、忘れてはならない。

彼らはしょせん「仕事」である。


だから、死ぬ必要なんてないのだ。

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