NZ留学1年目の振り返り 寮生活編 | 大河内乃梨子 mI-tune 留学サポートやってます

大河内乃梨子 mI-tune 留学サポートやってます

ひとりひとりに寄り添った留学サポートをしたいという思いからmI-tuneを立ち上げました。

 

 

 

 

NZ留学 1年目の振り返り 寮生活編

 

 

    

2022年6月からNZに高校留学始めた

娘の学校生活

留学情報などをお届けします。

 


2022年6月から留学を始めた娘。

11月末は学年末にあたるのですが、それまでの約半年間

Year11だった娘にはルームメイトがいました。

 

渡航直後から2学期末まではタイ人の

3学期はニュージーランド人の

4学期はドイツ人のルームメイトでした。

 

最初のタイ人の子は、渡航直後から支えてもらって

その子のおかげで留学生活をスムーズに始められた

と言っても過言ではありません。

今でも仲良しの親友です。

 

2人目のニュージーランド人の子は、

平日だけ寮に入っていて

週末は家に帰る生活でした。

ルームメイトになったことでそれなりに仲良くなったのですが

留学生と現地の生徒とは、少し温度差があるのも事実。

1年に1回もしくは半年に1回ほどしか帰国しない留学生と

毎週末帰宅する現地の生徒とは違うものです。

留学生同士の絆が強くなるのもわかります。

(NZに住んでいても、遠くから通っているため

寮生活を送る生徒もいます)

 

3人目のドイツ人の子は、性格的に娘と波長が合い

1人目のタイの子と、ドイツの子と娘の

3人でつるむ仲良しになりました。

残念ながら、ドイツの子は1年間だけの留学だったので

今年の2学期が終わったら、ドイツに帰国してしまいました。

ただ、頻繁に連絡を取り合っているので

交流は続いていますし、NZまで迎えに来たご両親とも

お会いすることができたそうです。

 

同じ寮の先輩、後輩にも日本人留学生がいるので

その子たちの存在も大きな支えとなったと思います。

 

image

(娘に送った品々)

 

あまり細かいことを気にしない娘ですが

寮生活には大なり小なりいろいろあるようで、

例えば共用キッチンの使い方では・・・

 

学校ではカフェテリアで食事をとるので

自分で調理することは頻繁にはありません。

小腹が空いたときに、簡単なものを

調理することはあります。

(休日でもちゃんと食事は提供されます)

 

そこで、平日だけ寮生活を送る生徒と留学生では

キッチンの使い方の違いが出ます。

平日だけ寮生活を送る生徒のキッチンの使い方が汚い

と問題になったそうです。

 

調理器具や、使い終わったお皿を放置して

片づけなかったそうです。

娘は、気づいた時にはそれらを片付けることもあったようです。

 

先生がある日、キッチンの使用を禁止しました。

留学生たちがきちんと片づけをしていることを

先生は知っていたので、留学生は別のキッチンを使うことを

許可してくれたそうです。

 

それから騒音問題も。

寮の中で音楽を聴こうが、踊ろうが歌おうが自由なのですが

問題は音の大きさです。

 

突然ガンガン音楽をかけて、キャーキャー騒いだり

大合唱を始めたり。

禁止されているほどの事ではないので別にいいのですが、

娘からすると「何?なんで?」と思うようです。

 

公共の場、共用のものを大切に使うこと

周りの人の迷惑を考えること

日本人は、家庭や学校で小さい時からそのように

育てられてきている人が多いので、

寮という日常を共有する時間が長いところで

こういう行動を目にするとイライラが募るみたいですね。

 

留学生のほとんどは

共用の物を丁寧に扱うことができているし

NZの生徒が全員、使い方が荒いというわけではなく

ごく一部の生徒なのです。

 

そのごく一部の人達の行動が迷惑を引き起こしたり

目立ってしまうのは日本にしろ外国にしろ

同じことです。

 

そしていじめもありました。

NZの生徒が、韓国人の留学生に向かって

食堂でレタスを投げつけたことがありました。

その韓国の子は、自分で先生に報告をして

レタスを投げた子はもしもう一度やったら

次は退学だと警告を受けたようです。

韓国の子、強いですね。

心折れずに自分で報告できたのはすごいなと思います。

 

学校の対応もよかったです。

日本だと、お互いに話合って何がよくなかったかとか、

今後はどうしたらいいかとか、やりますよね。

 

 

ちいさなあれこれはありましたが、

概ね穏やかに1年を過ごすことができました。

寮では常に先生が近くにいるので、

すぐに相談したり聞いたりできるというのが

親として安心できました。

 

親目線では食事と、安全面、サポート面、友達関係など

これらの心配をしなくてよいのが

寮生活のいいところだと思います。

 

image

 

今回はここまでです。

ありがとございました。