ギターは独学でもマスターできるのか?私が考える条件と習うメリット | 川崎市のギター教室「先生のブログ」

川崎市のギター教室「先生のブログ」

ギタリストとして活動していますが、
同時に生徒さんにギターのレッスンをする仕事もしています。

そんなレッスンで感じた事、ギターを弾く方へ役に立つ情報を綴っていきたいと思います。

HP:http://www.itonorihiko.net/lesson.html

ギターという楽器は数ある楽器の中でも比較的独学で習得できるイメージがあるように思います。

他の楽器、例えばピアノやヴァイオリン、管楽器を独学でやろうという人にはあまり会った事がありません。



「ギターは独学でもマスターできるのか?」についての答えは結論から言えば「イエス」です。

なにより私自身が独学でプロの仕事をこなすレベルまで達することができました。



ただし、それには色々な条件や理由があります。



この記事ではギターを独学でマスターするためには何が必要なのか?をご紹介したいと思います。



さらにギター教室を10年以上運営している経験から独学のデメリットや、音楽教室などで習うことのメリットもお伝えしたいと思います。



私が独学でプロになれた理由


まずは私が中1でギターを始めて大学生の時にはプロの仕事をもらうようになった理由を挙げてみたいと思います。
比較的早い時期に始めた
私は13歳(中1)でギターを始めました。多くの著名なギタリストのプロフィールを見るとだいたい10代前半で始めているケースが多いようです。



練習時間がたくさんとれた


特に部活もやっていなかった私は朝起きてから学校へ行くまで。学校から帰ってきて寝るまで、1日に5時間以上は練習していたと思います。
それを中1から大学の4年間まで続けていました。単純計算すると18,500時間ですね。

何事もマスターするには10,000時間の練習が必要だという説がありますが、私はその倍近い練習時間を行っていたことになります。



一緒にギター・音楽をやる仲間がいた


中1でギターを始めてすぐにビートルズのコピーバンドを結成して活動していました。
高校でもバンドを掛け持ちしてやっていましたし、大学では軽音楽サークルに入ってギター漬けの日々でした。

ギターを弾く友人・知人もたくさんいたので、お互い教え合ったりして切磋琢磨していました。
またギター以外の楽器の人からも音楽理論やアレンジなどを勉強することができました。

さらにプロの仕事を始めるきっかけになったのは、音楽の専門学校に通う友人からの紹介でした。

探求心が強かった


今のようにネットもyoutubeもなかった時代でしたから、プロが実際に演奏している映像を見るにはテレビしかありませんでした。

また、音楽を聴くにもレコードやカセットテープの時代でしたから、文字通り何回も同じ場所を繰り返し聞いたりして研究しました。

さらに数少ないギター雑誌を読んでは、いろいろな弾きかたや音楽理論も身に着けようとしました。

クラシックピアノを習っていた


私が中1の時に始めたのはギターだけでなくクラシックピアノも同時に始めました。

理由はビートルズの「Let it be」のピアノが弾きたかったからです。

それにバンドでは最初キーボードを担当したかったからなんです。

でも、始めてすぐにギターのほうが楽しくなってしまいあまり練習もしなく4年ほどでやめてしまいました。

ただ、コードについては鍵盤のほうがギターよりも視覚的に理解しやすく、コード理論や音楽理論を勉強するのに役立ちました。

また楽譜が読み書きできるようにもなりました。

ギターへのモチベーションが非常に強かった


高校生のころには、プロになる事を意識していましたから、ギターへのモチベーションはとても高く、先ほども書いた通りとてつもない時間をギターに割いていました。

また周りに自分より上手い人がいれば、悔しくてたまらなかったので、ものすごく練習しました。

何よりギターを弾くのが好きで楽しかったんですね。

それに加えて誰よりうまくなろうという気が強かった気がします。


独学でギターを上達させるために必要な要素
 

練習時間を設ける
 

何事も、ある程度マスターするには時間が必要です。
短い時間でも良いので頻繁にギターに触る時間が必要です。

自分なりに研究してみる
 

今の時代は私がギターを始めたころと違ってネットやyoutubeなどでギター上達のための情報がたくさんあります。
分からないことや、疑問に思ったことなどは自ら調べて研究する姿勢が必要だと思います。

根気よくモチベーションを保つ
 

誰でも新しいことを始める時には、ある程度のモチベーションがあると思います。

そのモチベーションを保ちつつ根気よくギターに向き合うことが必要です。

独学のデメリット・メリット
 

デメリット
 

効率が悪く時間がかかってしまう
 

コードチェンジ一つとっても、効率の良い指の動かし方というものがあります。
独学では、それに気づかず遠回りして時間がかかってしまい、結果モチベーションが下がり挫折という結果になりかねません。

間違った癖がついてしまう
 

これは私が実際にレッスンをした場合の実例ですが、ある程度弾ける人でも間違った癖がついていることがあります。
例えば
・コードを押さえるときの左手のミュートができていない
・エレキギターのソロを弾くとチョーキングやビブラートの音程が悪い
・アコギのソロギターで、指は動いているのに一定のテンポで弾けず音楽としていまいち

挫折する確率が高い
 

世界的なギターメーカーであるフェンダー社の調査で「ギターを始めた人の9割が1年以内に挫折する」という驚きの結果が出ています。
これも独学の弊害だと思っています。

独学のメリット

経済的にコストがかからない
私の経験では、これ以外のメリットは思いつきません。独学でプロの仕事ができるようになった私ですが、10代のころに戻れるならプロの人に習いたいと思っています。

そのほうが、もっと早く上達したでしょうし、高校生で興味を持って挫折したジャズも、習っていれば習得できたかもしれません。



習うことのメリット・デメリット


メリット
 

効率よく早く上達できる
 

先ほどもご紹介した通り、ギターを弾くうえで効率の良い弾き方というものがあります。
プロのギター講師は、それを知っていて教えてくれるので、結果として早い上達につながります。上達が早ければモチベーションも保てますし、挫折も防いでくれるはずです。

間違った弾き方や癖を直してくれる


先ほど独学のデメリットとして挙げた、変な癖や間違った弾き方などは、習っていれば先生が直してくれるでしょう。

基礎から順序を経て学習できる


例えば目標が高すぎたとしても、プロのギター講師であれば、その最終目標にたどり着くためのロードマップを示してくれるでしょう。

デメリット
経済的なコストがかかる
ギターのレッスンには大手音楽教室から個人経営の教室まで様々ありますが、だいたい1回のレッスンで3,000円~5,000程度かかるでしょう。

また、ジャズなどの専門的なレッスンでは1時間で1万円近くかかる場合があります。

良い先生に出会えない
レッスンを受けるメリットを先ほどご紹介しましたが、そのメリットが受けられるようなレッスンを提供できるかどうか先生のスキルによります。



また人と人ですから相性というものもあるでしょう。

多くのギタースクールが無料もしくは低額で体験レッスンを実施していますから、いくつか回ってみて自分に合う先生を見つけるのが良いでしょう。

習うにしても練習やモチベーションは必要
これはデメリットではありませんが、レッスンを受けるにしても、自分自身で練習する時間は必要です。

また練習するためのモチベーション維持も必要になります。

これは習うにしても、ぜひ心がけてください。




ここまで記事を読んでくださってありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?



私は独学でもギターはマスターできると思っています。

しかし、それには今までご紹介してきたようないくつかの理由・要素があってのことです。

社会人で、練習時間が限られる、勉強と両立したいので効率よく学びたいといった方にはレッスンを受ける事をお勧めします。

また習うにしても、ある程度の練習時間は必要ですし、「こういうふうにギターを弾きたい!」というモチベーションはかかせません。

以上をご理解いただいて「独学」or「習う」の選択をするとよいと思います。



私のレッスンに興味を持っていただけたらぜひこちらから気軽に無料体験レッスンへお越しください。