117 23年目の空 |  碧い月のひとりごと(八月乃暖穏の覚書)

 碧い月のひとりごと(八月乃暖穏の覚書)

あることがきっかけで、記憶が長くもたなくなったことに気づきました。
だから、忘れないために。
大事な記録と記憶。 忘れたくない思い出。
気が向くままに書いていきます。


今朝、5時50分ごろに撮った空






23年前もこんなに暗かったのだろうか... 


あの日の惨劇は、陽が昇ってから目の当たりにした

もう23年

当時 生まれたての子も23歳になる

長いようであっという間だ

忘れちゃいけない

当たり前のことだけど... 


でも、毎日を過ごすうちに 
ついついこの日を迎えるまで
忘れている自分がいる... 

うん...  当事者では無いけれど、
あの地震は関東の私のところまで大きく揺れた

だから、忘れないし

出勤したときには、資材や薬や衛生材料のかき集めやら大変だった

自分の病院の分を確保する

その次に、被災地へ向けての材料を確保する

ドクターやナースの派遣の準備をする

慌ただしかったのを覚えている


当時は赤十字をともに背負う者の立場にあったから

それに被災地出身のスタッフもいたから

なおさらみんなの結束は高かった




災害や亡くなった人たちの想いや記憶を
忘れてはいけないけれど

どうか、ともに生きることを
忘れないでください


あなたにも 
私にも

注がれている愛情を
 
どうか
忘れないでください