心の病で労災 過去最多 | 会社が変われば社員も変わる!

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対人関係のトラブルや過労からうつ病などの精神疾患にかかり、2010年に労災申請した人は前年度より45人増加し、1181人と2年続けて過去最多だったことが、厚生労働省のまとめでわかりましたあせる
労災認定された人も74人ふえて308人で過去最多となりました。


このニュースをお知りになったからか、今朝、事務所に精神疾患による労災申請のお問い合わせがありました電話

うつ病などの精神疾患で労災認定を受けるためには、一定の基準をクリアする必要がありますビックリマーク

厚生労働省は「心理的負荷による精神障害等に係る業務上外の判断指針について」(平成11年9月14日付基発第544号労働省労働基準局長通達)及び「心理的負荷による精神障害等に係る業務上外の判断指針の一部改正について」(平成21年4月6日付基発第04060001号)を作成し、労災認定の基準を定め、都道府県労働局長に通達し、迅速に労災認定が行われるようにしています。
しかしながら、精神障害の労災認定は平均10ヶ月かかっており、厚生労働省は6ヶ月以内を目途に迅速に労災認定が行われるよう指示しています。


判断指針によれば、業務上外の判断要件は、

対象疾病に該当する精神障害を発病していること
対象疾病の発病前おおむね6か月の間に、客観的に当該精神障害を発病させるおそれのある業務による強い心理的負荷が認められること
業務以外の心理的負荷及び個体側要因により当該精神障害を発病したとは認められないこと(精神障害やアルコール依存症の既往症がないことなど)

の3点です。
そして、これらのいずれにも該当する精神障害は業務上の疾病として扱われることになりました。


また、超過労働時間と労災認定との因果関係の強さの基準は次の通りです。

1.発病直前の1ヶ月の時間外労働が100時間以上⇒因果関係がある
2.発病直前の2~6ヶ月の時間外労働が平均80時間以上⇒因果関係がある
3.発病直前の1ヶ月の時間外労働が45時間~80時間⇒因果関係がある可能性が高い
4.発病直前の1ヶ月の時間外労働が45時間未満⇒因果関係はない


精神疾患を発病したからといって、必ず労災認定されるわけではありませんしょぼん

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