再生が難しい曲の一つにボレロがあると思う。特に冒頭部分である。

小さな音を鳴らすのは、ノイズとの戦いでもある。Studio580は、残念ながらセッティングが不適切であった。唯一、手持ちでは4365がしっかりと表現した。ノイズよりもスネアの音が勝っている。おそらく、能率のせいだと思う。生音をスピーカーでは聴けないが、生音のニュアンスは出せる。よって、ほとんどノイズが聴こえないレベルで、スネアドラムの音を堪能出来るシステムは、ある意味、しっかりとセッティングされたと思って良いと思う。

まあ、新しいスピーカーはエージングも進んでないので、比べるのは数年先だろう。