2019年の年末。JALのステータス修行のために、札幌までやってきました。札幌には弊社のオフィスがあり、自分のチームも数名いるので、僕自身はすでに年末のお休みに入っているのですが、せっかくなので顔を出します。みんなに年の終わりの挨拶をしましたが、僕が来ることは予告していなかったのでみんなびっくりしていました。そりゃあそうですよね…。
そして再びJR札幌駅から、快速エアポートに乗ってやってきたのは、
新札幌にあるホテルエミシアです。
我が実家からは車で10分ほどの距離にあるのですが、このホテルで、両親と叔母と待ち合わせ。
ロビーで3人と出会い、このホテルの26階にある中華料理、仙雲へとやってきました。
奥の個室を準備いただいており、心おきなく食事ができます。実は10月に体調を壊していた父が手術をすることになり、その後順調に回復をして、ほぼ通常の生活を送れるようになったので、快気祝いをするためにやってきました。
とはいっても、この日は12月25日。レストランは全般的にどこでもクリスマスメニューになっていますね。この中華も例外ではなく、普段よりも高いクリスマスメニュー、一人8000円しか選択肢がありませんでした。新札幌でこの価格はちょっとありえないくらい高いです。
最初の飾り皿もクリスマスを意識しているのでしょうか。
前菜はその名も「聖夜の祝い、広東焼き物入り特製オードブル」です。
鶏の焼き物。これが多分広東焼き物でしょうね。
蛸とサーモンのマリネ
クルミ
浅利の冷製茶碗蒸し
クラゲに大根が入っていました。両親も叔母も、中華というと大皿でガンっときて皆でシェアして食べるものだと思っていたらしく、一人一人に来るので驚いていました。
両親と叔母はビールを一杯飲んだあと、紹興酒です。
紹興酒には、ザラメと、ハイビスカスの花を乾燥させたものが来ました。ハイビスカスを入れると、色がきれいになるのだそうです。
僕はいつものようにスパークリングワインスタートです。
続いて来たのが、「フカヒレ、鯛、百合根の上湯スープ 淡雪仕立て キャビアのアクセント」です。上にちょこんとキャビアが載っていましたよ。スープには鯛と百合根ががっつり入っていて、非常においしかったです。
3品目は、海老と長芋入り春巻き。これはお袋がすごくおいしかったと翌日にも反芻するくらいおいしかったようです。
そして蒸籠の中には、上海蟹味噌小籠包です。アツアツでおいしかった。
このあたりで僕は白ワインに。
4品目は、魚料理の位置づけでしょうか。鮑、天使海老、白菜クリーム煮 トリュフの香りです。スープの時のキャビアとよい、この料理のトリュフとよい、中華も進化しているのですね…。鮑ががっつりまるまま一つ入っていておいしかったです。鮑は父親の大好物なのでよかったです。
肉料理が来ました。こちらは「国産サーロインの自家製豆醤スパイス 温野菜添え」です。味付けは中華ですが見た目は洋食ですよね…。これには赤ワインを合わせました。お肉は柔らかく調理されていて、脂もしつこくなくてよかったです。
続いて来たのは、「ホタテの香り焼き 干し貝柱入りの蓮の葉包みおこわ」でした。量もいい感じ。おこわは貝柱の味が染みているので、するすると食べられてしまいます。
最後に来たのは、チャイナデザートプレート。紫芋を挙げたもの、マンゴ―ケーキそして杏仁豆腐でした。途中家族でクリスマスプレゼントを交換したりして、楽しい時間を過ごすことができましたよ。個室なので周りを気にする必要がなかったのがよかったです。そして、父親も、こんなにたくさんの料理を残さず食べたのは、退院して初めてだったらしく、自信になったと言ってくれました。
修行の旅ではありますが、元気になった両親の顔を見ることができて、よかったです。