※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ を先にお読みください
連載「白血病からの社会復帰」シリーズ、第55話~第62話のあらすじ(改訂版)です。(※第63話~第66話は、あらすじ4に移しました)
★あらすじ1(第1話~第45話)は、こちらへ
★あらすじ2(第46話~第54話)は、こちらへ
※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ。
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【白血病からの社会復帰(第55話~第62話)あらすじ】
あらすじ2の続きです。
2001年9月11日の緊急入院から、半年以上が経った2002年2月~3月、入院中の病院で出会った忘れられない二人。
一人は、移植前に右足の手術をするかどうか、私が悩んでいた頃(第38話)に、向かいのベッドに入院して来られた50代後半~60歳くらいの凛とした女性。(第56話)
もう一人は、私が骨髄移植の前に、右足の手術をして、手術の効果を確認するために、再び抗がん剤投与をしていた頃(第50話)に、同じ病室へ入院してきた患者さん。(第55話)
お二人とも、ご自身も白血病で、とてもとてもお辛い状態なのに、人のことを心から気遣える優しさのある方たちでした。
どれほど、救われたことでしょう。
でも、もう感謝の言葉を伝える術はありません。お二人とも、天へ召されてしまいました・・・。
「ありがとう。」「ごめんなさい。」 明日伝えるなら、今伝えたい!
そう思うようになったのは、この事があったから。
・・・・・・・・・・・
2002年7月、いよいよ骨髄移植の日が迫って来ました。
1週間前、骨髄移植の前処置として、自分自身の血液工場を破壊するため、超大量の抗がん剤投与2日間&全身放射線照射4日間。
動けないほどの辛さの中、ベッドサイドで、ただ見守ってくれる人がいるだけで、がんばれた・・・。(第57話)
マザーテレサの「愛情の反対は、憎しみではなく、無関心」と言う言葉を、体感した出来事でした。
・・・・・・・・・・
急性骨髄性白血病との闘いは、2001年9月の緊急入院の直後から、次から次へと訪れる壁の連続でした。
そして、2002年7月の骨髄移植に際しても、乗り越えるべき壁が次々現れることになります。
辛い渦中にいる時には、ただ乗り切ることで精一杯。
でも、今になって思います。
辛く苦しい経験は、
優しさを磨くプレゼントだと。(第58話)
・・・・・・・・・・・
そして、骨髄移植のため再び無菌室へ(第59話)。
ドナーさんの骨髄液が無事届くのか、ドキドキしながら待っていました。(第60話)
無事届いた
ドナーさんの骨髄液。
右腕から、点滴のように私の血管の中へ・・・。
感動の瞬間!
、、、かと思いきや、私は前代未聞のことを。(第61話)
そして、4時間半かかって、ドナーさんから頂いた骨髄液は、すべて私の体の中へ入っていきました・・・(第62話)
実は、ここから、骨髄移植の本当の大変さが始まるのでした。
(第63話)へつづく・・
あらすじ4はコチラへ・
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【シリーズ目次】
◆【目次1】 発病前のキャリア~緊急入院~無菌室での闘病
◆【目次2】移植するのかしないのか~右足の手術
◆【目次3】骨髄移植直前~
【あらすじ】
◆(あらすじ1)第1話~第45話
◆(あらすじ2)第46話~第54話
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【その他のシリーズ記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
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ハッピーに働いて、ハッピーに生きる。
キャリアカウンセラー木村典子
※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。