【書籍】「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」 | 長いしっぽの先のほう

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「お前は一体どこに向かっているのか分からない」とよく言われていた男の雑記。
2022年8月生まれの子を持つ新米パパ。時間が取れず更新停滞中。タイトルはロングテール理論から。
優待株投資、鉱物蒐集、アナログゲーム、読書が趣味の30代。陳腐化しない価値を求めがち。

今日は”給与と働き方に対する自分の見方が変わった書籍”を紹介(^O^)/

長いしっぽの先のほう
星海社新書「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」


重要なキーワードとして、商品の「価値」と「使用価値」が出てきて、
「価値」とは”原価+労力”であって、値段の基準となるもの。
「使用価値」とは需給や有用性といった値段を増減させるもの。

そして「価値」は、”社会一般の平均”で決まるということ。

この考え方を基に、商品を労働力値段を給料に置き換えて、
労働力の原価に対して給料は支払われている”ということが
書いてある本。

労働力の原価とは、衣食住に娯楽などを加えた、また仕事をするために
必要な費用のことを指していて、途上国の人件費が安いのはこの必要な
費用=物価が安いからですよ。という事が書かれている。


社会一般では、歳を取るにつれて養育費などで生活費が多く必要になる
から、年功序列で賃金が上がるのは必然ということになり、仕事の程度に
関わらず給料は決まるので、若いうちはそんなにもらえませんよとのこと。

そこでこの本では、給料は社会一般の平均でもらえるのだから、精神的
苦痛を減らせば、自分の労働力の原価(ストレス解消のための娯楽など)
を下げることが出来るので、そういう働き方を目指しましょうと提案してる。


他にも色々と書いてあるけど、大筋ではここに書いたことが説かれていて、
【給料・仕事の質・年齢】といった要素同士の関係に対して、自分の見方が
変わったというか納得したよw

あと、少し心に響いたのが、”休日を【来週仕事をするために休む時間】に
してしまうと【休日も仕事の一部】になってしまう”という内容。

休日と言わず平日も遊び倒してやんよ(`・ω・´)