とっても懐かしい人から連絡があった。
この男の子、ダン
なんと14年前(‼️)のアメブロ記事。写真の画素数が小さすぎてボケボケではないか。当時はこれでもちゃんと見れていたのだろうか 私のお鍋をダメにしてしまったダンが、付箋の手紙でストーリーを作りながらおニューのお鍋に誘導してくれた可愛いくてホッコリするエピソードが描かれている。
そして、10年後寿司シェフになったダンが、私の帰国時に手料理を振る舞ってくれた話で終わっている。
それから更に17年がたった。今はスリーリバーズが見渡せる新しくできた日本食レストランで働いているそうだ。
ダンは学生時代のルームメイトで私の一番古い友達。韓国の孤児で、2〜3歳の頃アメリカ人家族のもとに養子に入った。敬虔なクリスチャンである白人夫婦には長女、長男がいたが、長男は白血病で若くして亡くなった。その後養子に入ったのがダン。その次に同じく韓国から女の子が養子に入り、その次に夫妻の子として生まれた次男はダウン症だった。
私は夏休みにオハイオにあるそのダンの実家に泊まりで遊びに行ったことがある。そこでの話はいかにもアメリカ的で楽しい想い出いっぱいなのだけど、とにかくそんな縁で、ダンの両親にはとてもよくしてもらい、学校卒業時には私も一緒にレストランでディナーをご馳走になり祝ってもらった。今は亡きダンのお母さんからはその時3連のゴールドのブレスレットまでプレゼントしていただいた。もちろん今でも輝きはそのまま大事にジュエリーボックスにしまってある。
ピッツバーグ時代にまで遡れば実に30年近く前のことだ。
今回送ってもらった写真の中には、そのピッツバーグのダウンタウンが見渡せるMt. ワシントンからの動画も添付されていた。レストランから撮ったのか?
それがもう、泣けて泣けて…。
川は濁っていてポイントパークの噴水も出ていないし、あまり冴えない図柄なのだけど、私にとっては本当に懐かしく、大切な大切な想い出の地。
一言で言うなれば、I’m very proud of him.
健康で、末長く、ますます腕を磨いていって欲しい。