アリゾナのミミさんが九州で祝い事があるということで帰国した。前回もそうだったように、今回もわざわざこちらで一泊して会ってくれた。私に会うためにわざわざ…と思うのだけど、一旦成田で一泊した方が楽なのだという。

「日本人っぽくなったじゃな~い」と、私の姿を見てそう言った。お正月にサンフランシスコから来たYさんにも言われたけど、やっぱりならざるを得ない環境なのだ。服装、髪型、化粧など。あと体型も。でも、そこに関して言えばいいことだ。

先日、たまたま同僚と話をしているときに、「私は他民族国家が好きだな~」と言うと、「わかる。日本は単一民族なところがあるか、こうあるべきっていうのがあるわよね」と言われて、「なるほど!」と思ったものだ。窮屈というか不自由さを感じるというか。郷に入れば郷に従えなのはわかってるけど。帰国から1年たって、仕事ももうすこしで1年たとうとしていて、ようやく生活にも仕事にも慣れてきたものの、どうもまだまだ根が生えないというか、違和感を感じつつ生活しているのだ。ミミさんいわく、「あと1年かかるかもね」。

「そういえばどうなった?あの京都だかの人は…」と聞かれて、すっかり忘れていたことを思い出した。帰国直前に、私にあいそうな人が京都にいるから会ってみないか、と友達に言われてたのだ。でも、帰ってきたら来たで、とにかく生活に慣れるのに必死だったのと、ノーラの死に沈んでいたのと、とてもそんな気になれなかったのとで、そんな話は葬り去ってしまっていたのだ。たぶん、嫌なんだと思う。どこかの地に根を生やしてしまうのが。「だったら、飛び回ってるような人を見つけたらいいわね」とミミさんは言うけれど…。そうね、ミミさん夫婦はいいなーと思うわ。

でも、正直、自分のことがよくわからないのだ。母に「男嫌いってわけでもないんでしょう?」と聞かれたことがあったけど、かもー、と本気で思ったり…。ノーラがいたときなんて、猫さえいればこのままが最高なんて思ってたし。本日ご成婚50周年を迎えた天皇皇后両陛下を見てると、夫婦っていいな~としみじみ思ったり…。

まあ、いいや、ゆっくり考えよーっと。

ノラ猫のらちゃん、海を越える-ミミさんのおみやげ
ミミさんからのおみやげ