今日は新しい仕事の契約および研修の日でした。
研修はたいへん勉強になりました。
まず、空港のセキュリティー。
どうして空港はこんなにセキュリティーが厳しいんだ~って思ってましたけど、なるほど、それぞれのチェックの裏には、それぞれの事件が背景にあったんですね。
サンフランシスコ空港は、搭乗するとき、必ず靴も上着も脱ぎます。
靴を脱いで、はだしでぺたぺた土足の場所を歩かされるのは、日本人の私にとってすごく抵抗がありましたけど、成田空港で靴を脱ぐのは「不審者」だけでいいみたいですね。
あ、何で私ったら、こんな丁寧な言葉を使ってるんだ…
その後のマナー研修のなごりだな。
で、靴を脱ぐのは、靴底にしかけられたプラスチック爆弾事件からだそうだ。
爆弾で思い出したのは、以前、サンフランシスコからシアトルへ飛んだときのこと。
X線のところを、私のバッグがツツーっと通ったかと思うと、セキュリティーチェックのおじさんがハタ!と機械を止めて、ジッと私のバッグを見ている。
もう一人のセキュリティーのおじさんを呼んで、X線の画面を指差しながら何やらゴニョゴニョ話してたかと思うと、突然二人して大笑いしたのだ!
そう、私はお友達にあげようと、おにぎりをいっぱい握ってバッグに詰め込んでいたのだ。
「Bomb(爆弾)かと思ったよ~HaHaHaHa~!」
と派手に笑われ非常に恥ずかしい思いをした。
そうだよね、あんなもん、ゴロゴロかばんに入れないよね、普通…(-_-;)
サンフランシスコからLAに出張したときは、買ったばかりのヘアトリートメント(液体)を取り上げられてしまった。液体が手荷物持込禁止になったことを知らなかったのだ。
「うぇ~ん、買ったばかりなのにぃ~」
と言ったところで、「Sorry」ですまされてしまった。
アメリカから日本に帰国したときには、引越し荷物はすべて空輸したから、手荷物はぎりぎりまで使ってた日用品くらいなものだった。そのときは、液体がだめなのはわかってたから、アンドレアに何でもかんでもあげて、いらないのは捨ててね~と言ってきたのだ。
だのに、やっぱりX線でつかまってしまった!
バッグの中身を一個一個すべて出されて、何がいけなかったかって、でかい歯磨き粉だった。
まだ半分以上残ってたんだもん、捨てるのもったいないと思ってバッグに詰め込んだのだ。
そんなこんなで、セキュリティーチェックは好きでなかったけど、今日の研修で、それらの意味がよ~くわかりましたとさ。