常識か挑戦か | これでも元私立高校教員
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これでも元私立高校教員

30年以上の教員指導を通じて、未来を担う子供たち、また大人の思考などをテーマに書き綴っています。
日本史と小論文の塾を主宰し、小学生から大学生、院生、保護者の指導をしています。

18歳の藤井聡太七段が、棋聖のタイトルを獲得した。いうまでもなく史上最年少である。

最近、私の昔の勤務校の卒業生が、なんとミセス日本の大会に挑戦すると聞いた。

 

この時期は、受験生は志望を決める時期でもあるが、自分で自分の可能性を狭めないで欲しいなと思う。

確かに今年は、休校期間もあり学力も不安だろうし、場合によっては遠方に進学するのに家庭の経済的な事情が生まれるケースも少なくないであろう。

また、「安全安心」の指導、また逆に「進路実績」のために指導も学校では少なくない。

 

大切なことは、自分の意志である。

自分の人生に、アドバイスを人に求めるのはいいことであるが、決めるのは自分であり、その責任も自分にあることを忘れてはならない。

 

その際に、もっとも悲しいことは、自分を固定的に評価することである。

もちろん、努力なしに妄想的に高く評価するのは論外だが、何も自分を低く見積もる必要もなく、そもそも無謀であっても挑戦を否定してはならない。

 

藤井七段も、ミセス日本に挑戦する卒業生も、みんな挑戦であり、勝者とは全員にチャンスはなく、挑戦者にだけに与えられるチャンスだ。

 

6月の半ばから、長坂塾に、日本史講座も小論文講座の個別指導にも、毎日のように入塾者がやってくる。

まさに連日のいきおいだ。

 

みな、気持ちのいい挑戦者で、自分の意志で道を切り開こうとしている。

確かに目標までの道のりは遠く険しいし、簡単ではないに決まっている。

 

それでも挑戦することはスタートであり、その意志こそが尊い。

 

今年は、コロナであらゆる点で変則であり未知だ。

その不安さをチャンスに変えるのは自分自身であり、その挑戦は一歩を踏み出せば思っているよりは難しくはない。

安全安心、常識、当たり前は、居心地がいいかもしれないが、その先も「常識」でしかない。

 

すべては自分次第だ。