センター試験の強制受験 | これでも私立高校教員

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30年以上の教員指導を通じて、未来を担う子供たち、また大人の思考などをテーマに書き綴っています。
日本史と小論文の塾を主宰し、小学生から大学生、院生、保護者の指導をしています。

間もなく、最後のセンター試験の出願が始まる。

1990年にスタートし、平成とともに始まり、まさに平成とともに終わる。

 

さて、このセンター試験だが、いうまでもなく受験するかしないかは、生徒j自身が、その自由意志で決めるものである。

 

しかし、昨今は、公立、私立問わず、全員に強制的に受験させる学校が多い。

 

進路実績や、学校が学習に熱心だといったアピールが目的だろうが、もし生徒が選択した進路にセンター試験が必要ないにも関わらず、強制受験させれば、これは完全に「人権侵害」であろう。

 

現実には、この強制受験は、生徒にも保護者にも非常に評判が悪く、そうしたことを行っている学校は、往々にして評価が下がる。

 

当然のことながら、受験には2万円近い受験料もかかり、そもそも、受験するかしないかを本人や保護者が決めることができなければ、これは教育でもなんでもなく、単なる学校のエゴであり、むろんそれは生徒のためではない。

 

こうした指導に、保護者の方が怒るのは極めて自然だが、それすら、

 

「あの親はモンペだ」

 

にしてしまう非常識が校内でまかり通るのであれば、生徒の個性を尊重するなどといった嘘は言わないほうがいい。

 

学校では、まずは人権を尊重し、憲法順守の精神を思い出すべきだ。

生徒自身が、受験するかしないかを決めることができない、そんなことを本気で思っている、また校内でそうことがおこなわれても、保身のために反対すらしない、、、、、

 

もしそんなことが現実にあるなら、本当にこの国の教育は、完全に終わっている。