家から歩いて１、２分の距離で、
町の診療所。の様なとこで、血液検査があるという事なので、
（妊婦の血液検査はよくやりますね。）
マイと一緒に朝、行って来ました。
無料の公的な診療所なんですが、
相変らず、とってもサービス精神に溢れた看護士さん達が
アレよコレよと言う間に、
血液取ってくれるので、
とっても安心してます。
やはり、聞く話によると、
こういったトコで働く、要するに公務員のお医者さんは、
タチが悪いみたいですね。
だから、お金を払ってでも行ける人は私立の病院に行くそうですね。納得。
だけど、ここの看護士さんはとっても良い人達なので、
こういった 医師と関わらなくてもよい、
検査の場合はとっても助かります。
（つい数日、ここの医師の対応にブチキレたばかりなので。）
と言う訳で、
朝から早起きして、血、抜き取ったのですが、
まーーーたここで、言葉の壁？
にブチ当たりました。
この日は、血液検査の後に、
『尿検査』もしなくちゃいけなかったらしく、
え？聞いて無いし、
そんなん朝１に出しましたけど。って。
そして、また来週も朝の７時に来て下さい。ってなった。
もーーーー、、、知ってたんだったら言ってくれよ。
また朝６時置きかよ。。。涙
っていう感じで、こういう少しの言葉の行き違いが
かなり多くて、チリも積もればやっぱキツいです。
やっぱり共通の言語って、とっても大事。だと
つくづく思います。
今まで、外国人との恋愛では、確かにもどかしい思いもした事もありますが、
むしろ、言わなくていい事を言わずに済んでいたので、
多少、口が過ぎる私には丁度いいと思ってました。
が、さすがに、
生活全般で、全く共通言語が無い。というのは、
何度も言うけど、さすがに。。。
やっぱ、改めてジョン万次郎を尊敬します。
（どーでもいいけど、個人的に、日本史上かなり好きな人。）
ま、そんなこんなで、久々に家庭教師の先生が家に来てくれ、
また少しずつ、解ってき出したのですが、
それでもまだ、１歳児と同じ程度の語学力です。泣
夜は、またジゼリが教会に行く。というので、
ついて行きました。
が、今日の教会は、なんだか雰囲気が違う！！
なぜなら、
最前列に、私好みの肌の黒いいい体付きの、
若い男の子達がいっぱい！！
こんな神聖な場所で申し訳ないけど、
ゴストーゾね。（おいしそう！）
もちろん、真後ろに座り込む。
そして、相変らず神父さんの言葉も解らないけど、
その中から、解る単語も多くなってきて、嬉しい限りです。
レベル本当に低過ぎだけど。
そんな事は良しとして、
今日は何故 あんなに若い男の子達がいっぱい居たのか解った。
今朝、
いつも前でゴスペルを歌ってる若い男の子のお母さんが亡くなったという。
これから、教会でも彼の事を知ってる人は
是非、行ってお悔やみの言葉を。。
という事だった。
だから、彼らは
友達のお母さんの為に教会に来たのだ。
なんといい奴らだ。涙
私は直接彼と話した事は無いが、
ジゼリが行くというので、
みんなで彼の家へ駆け付けた。
そうすると、家はとってもたくさんの参列者でごった返し。
とってもかわいい、いかにもブラジルな家には
たくさんの花があって、とってもいい薫りだった。
リビングへ入ると、
綺麗な棺桶に入った彼のお母さん。
久しぶりに死んだ人を見た。
とてもじゃないけど、死んでいる風に見えない。
とっても穏やかな顔をしていた。
人が生まれて、人が死ぬってなんだか、凄い事なんだな。って
改めて思った。
私も、こうして、
何故だか一つの命を身ごもっている。
もうすぐ、私の体から出ていく命を
心から楽しみにしている。
本当に、
今まで、自分の好きな事ばっかりやってきて、
何でも自分の思い通りにならないと嫌だ！
とかなりわがまま三昧に生きて来た。
なのに、
もう、自分のわがままなんか２の次でいいんだ。
と、心から思える。
母ってスゴいな。改めてそう思った。
会った事も無い、死んで始めて会ったのだけど、
このお母さんの、穏やかな顔が、
私にどんな生き方をしたのか、
教えてくれた。
今日、天国へ向かっているこのお母さんも、
きっと、
息子がこんなに立派に育って、
たくさん旦那さんに愛されて、、
安心して、だからこそ、
こんなに穏やかな顔をして死ねたんだ。
私は一体、どんな死に方をするのかな。。。
改めて人間は、
死に向かって生きているんだ。と思った。
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