「ほめごろし」という言葉がずいぶん前にはやってましたが、
長男(9)がわたしのことをほめまくるんですね、
まったく居心地悪くて、
「どーせ、お願い事を聞いてほしいから
そんなこと、ゆーんでしょー」
と、われながら、かわいげのない応答。
日頃からほめられ慣れてないから、
上手なほめられ方を知らないからなんですが、
「母?
おれはあと何年かしたら、こんなこと面倒になって
言わなくなってしまうんだよ?
おれが言わなくなったら、弟たちも言わなくなるよ?
今のうちなんだから、素直に聞いたほうがいいよ?」
あーーー、あなたって、
たまに、的を得たこというよねー
と感心した翌朝。
「長男、いってらっしゃい!今日もがんばれ~」
とハイタッチを構えた私に冷たく
「……めんどくさ」
あのー、あと何年かしたら、って
言ってませんでしたっけ…
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子育ての基本は「ほめること」って言いますよね。
でも、年齢があがるにつれて、
自然にほめる場面を待ってても、
毎日ほめることばっかじゃないですよ。
だから、
「すごいね!」「ありがとう!」
って言えるような場面を作るのも、親業。
たとえば、
今日のドリームクルーズハンドボール教室では
最終回につき、試合を体験の巻。
子どもたちは生き生きとプレー。
保護者のみなさんは、生き生きと応援。
わが子がフリーシュートの大舞台に思いがけず立ってしまい、
なんと、得点を決めたときのお母さんの顔、
私、忘れません!!!
そんな場面を提供できる仕事をしたいな~
と、今日あらためて思うのでした。