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親戚の おじいちゃんが 足を悪くして
杖を買ったが 気に入らないと 愚痴っていました!

それを耳にした狸!
一位のきが有ることを思い出して 製作に取りかかりました。


鉋で外皮を削り

バーナーで焼き

耐水ペーパーで磨き

ロウ引きして 出来上がりました!


なかなか 味のある作品です(笑)


なぜ 一位の材料か!?って?

今は亡きそば名人の 片倉氏が一位の のし棒を絶賛してました!
片倉氏についてひとこと
*片倉康雄と一茶庵
片倉康雄は明治三十七年、埼玉県に生まれ、二十一歳の時にわずか一週間の見習い修行だけで、東京・新宿にそば屋「一茶庵」を開店。その後、高い美意識と多彩な才能を発揮してそばの技術を磨き、生涯をかけて理想のそばを追及。後にそば名人と呼ばれた人物である。
- Wikipediaにかいてあります!

『一位は 軽く しなやかで丈夫』

ましてや のし棒の
無節となれば

『国宝にあたいする!』

それでこの杖…年輪は三十年(笑)

三年乾燥してあるから 割れが無い!
だから バーナーで焼いても 割れにくい!


問題点は 親戚のじーさん!

『見た目良ければ全てよし!』って 生やさしい人では無い!

手にした瞬間
『ずばりとこころを読まれる』
恐るべき千里眼の
持ち主である!


だから いい加減な
気持ちでは
太刀打ちできない狸!

まだまだ 学びがたりない 狸であります!



では、 いってきます!







有難うございました!