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2003年に逝去した父方の新宿の祖母が生を受けた記念日。

奇しくも、昨日、おばあちゃんと地元の新宿の大久保の北京亭で一緒にラーメンをすする、幸せな夢に堕ちた。

わたしは内孫の初めての女の子で、おばあちゃん子だった。

時代劇、サスペンス、邦画とおばあちゃんから影響を受けて好きになったものは、果てしない。

一番、いろんなところに連れて行ってもらい、成人してからは一番、一緒にお酒も飲めた。

よく人から物の見方が変わっていると、言われ続けてきたわたしを、一番に肯定しほめて愛しんでくれた、おばあちゃん。

正直、無理な話とわかっていても、独り言のように、つぶやいてしまう。

また逢いたい、話したい。

そんな大好きな祖母に恥じない人生を、歩んでいきたい。

☆六六四字☆

追記、画像は秋田県横手市のふるさと村近くの田久保沼のほとり。
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三月末日

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本日は、亡くなった父方のおばあちゃんの誕生日である。

忘れ得ぬ人である。

最近、推理小説や時代劇やサスペンスドラマが好きになったのは、きっと、おばあちゃんの影響があるんだろう。

内孫で長女のわたしは、すぐに弟や妹が生まれたので、ほんと、おばあちゃんのあとばかりついていった。

もっともっと話したかった。

穏やかな無償の愛に感謝している。

やはり、忘れられないおばあちゃんの誕生日である。

今日は、母は店のお客さんやスタッフとゴルフに行きました。何か春を感じます。

昨日はホステスするお店に、今日で定年退職を迎えるなじみのお客さんが、忙しい中、顔を出してくれた。新卒から定年まで一つの会社で働くって、ある意味、すごいな。転職が珍しくないわたしの世代から見たら。ほんとにお疲れさまでした。

三月末日、区切りである。新年度に向けて、良い一日にしたい。

★八六零字★

追記、画像は昨年の秋田の角館のしだれ桜。
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「ホームにて」

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画像は秋葉原の駅のホームにて。

たまたま止まっていた無人の列車。

扉★とびら★も開いたままに。

後ろに見える大きな建物は、ヨドバシカメラかなぁ。秋葉原は、くわしくしくないから。まあ、電化製品のビルかなぁ。


何だか、不思議な構図をパチリと。

最近、デジタルの一眼レフカメラを首から下げる、「カメラ女子」が増えていると、夕方のニュースで特集していた。作品の発表場所としては、ブログやmixiなどなど。一眼レフカメラ、ライカには憧れたけど、わたしは携帯のカメラの軽さ、手軽さに慣れています。


今日は仕事が早く終わりました。今の時間から、本を読むか、かりているDVDの最後の一本を見るか、迷います。

久しぶりに夜食に、ゆで卵+シーチキン+マヨネーズを韓国海苔★のり★で巻いて食べました。

今、わたしが住む秋田の家に埼玉の川口から祖父母が、滞在中です。一緒に温泉行ったり、外食したり、お散歩したりです。合間に、それぞれの昼寝の時間もあります。

外孫で一番、先に生まれたわたしは祖父母に可愛がってもらったし、二十代は居酒屋で飲んだり、一緒に旅行もしました。

穏やかな★おだやかな★時間が、過ぎて行きます。当たり前だけど、人に、打算もなく芯★しん★から優しく大切にしてもらうと、人に対してすごく素直に穏やかになれる自分が、います。これは恋愛でも言えますね。お互いに、見えない何かを奪いあっても続きませぬ。息切れしますものー


人間関係、補完★ほかん★しあい、支え合いも大切だなと改めて考える、今日この頃です。

★一三八七字★

追記、画像は秋葉原駅のホームにて。
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様々な夢と秋の空

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妊娠する夢を見て、早朝に起きた。
どんな暗示だろう。夢占い辞典でも、ひきたい心境である。ちなみに妊娠の経験はない。

大学時代に学んだ源氏物語の中でも、
夢は物語の暗示として、効果的に導く。例えば、光源氏が後年、妻として迎えた女三宮を柏木が訪れる場面では、猫の夢が登場し、二人に何かがあったことを示していく。
昨日は予定が変わり、一緒に源氏物語を学んだ大学の女友達と、東池袋でまず、シャルドネのワイン飲み、近くのサンシャインプリンスホテルの60の五十八階のバー。

わたしは、フォアローゼズのプラチナのバーボンのウイスキーを。
去年、ホステスする店のお客さんに教えてもらった味。
だって、今まで、ローゼズは愛していたが、プラチナなんてあるとは、知らなかった。いろんな種類あるドンペリのように。
真っ暗な空の下、きらきら宝石箱みたいに光る夜景を見て、贅沢☆ぜいたく☆な時間だった。のんびり話しつつ、夜景をぼんやり見つめる。サンシャインのバーは、八年ぶりくらい。イメージ変わった感じもした。


昼間は、父方の祖父母のお墓参り。いろいろ思い出す。祖父の納骨の時に、それまで気丈☆きじょう☆だった祖母が、本音で語りかけたのが、一番、心に響いた。小平にあるお墓は、緑豊かで気持ちが、すっきりする。また、来たい。
それから、母方の祖父母宅に。埼玉の川口に住んでいるのに、二人が四十年暮らした「神田」の祖父母が通称。川口にはならないのが、不思議。祖父母が元気で安心。今日は、祖父母の六十一回目の結婚記念日。
六十一年か、干支☆えと☆が五回まわるんだ。すごいな。
八十五歳の祖父と
八十一歳の祖母は、今は週三回のデイサービスが楽しみである。祖母はカラオケが面白いらしい。
思えば前にも書いたが、このお二人は、若い時はスキー、仕事をリタイヤしてから社交ダンス、ここ五年はテニス、水泳。二人で行う趣味を、年齢や体力に合わせて楽しんできた。そういうの好きだな。
祖父母と同じ食卓を囲むと、
自分の年齢をつい忘れてしまうのが、不思議である。
祖母の最後の夢、
わたしの子供を見ることは、実現するのかなぁ。
もう、弟に二人子供がいるから、ひいおばあちゃんだけど。
わたしは、小さい頃から両方の祖母といる時は、とびきり、素直になれた。親の前よりも。心がなごんだ。大切な両方の祖父母に再会できたことが、嬉しい。雲一つない晴天な秋の空の下で。

☆二千四字☆

追記、写真は小平霊園にて。

日曜日、三週間ぶりなお休み

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日曜日は二日酔いで、お客さんにお礼のメールしていたら、お客さんより電話。うちのアパートに、ケンタッキーのチキンとアイスを差し入れに来てくれるという。わたしに仕事を教えてくれて、今はど真ん中のタイプの女の子が店を去り傷心なお客さん。アパートに来るなんて、初めてで。
同居するフィリピンの若い女の子は、まだ寝ているから、経営者の父とママである母とわたしで対応。いきなり、お客さんが、「俺は名前変わったんだよ」って言うから、はあ。六十すぎて、バツイチでなんで名前変わるんだろう。つい、わたしは「偽名だったんですか」と質問。まあ、ホステスするお店にいらっしゃるお客さんは、本名じゃない方やニックネームの方もいるから。例えば、通称マイケルさん。なんでマイケルさんかは、わからない。
話は戻るが、お客さんが名前を変わったのは、お姉さんの養子になったかららしい。父が普段聞けないような質問をお客さんに聞く。「お子さんはいらっしゃるんですか」と。いるらしい。わたしにはいないって言ったのに。まあいいが。もう、十五年くらい会ってないけど、女の子一人、わたしと同じくらいの年らしい。意外な休日の幕開け。


休日は家族で温泉に行き、家族で最近、引っ越した居酒屋さんへ。わたしはあまり家族で飲みにいかないが。父母が怒涛☆どとう☆にメニューを注文していく。最初からちらし寿司だし。そんなに食べられるかな。わたしは飲む時は好きなつまみがあればいい方。本日は、牡蠣☆かき☆、ステーキ、豚しゃぶ、じゃがタラチーズ。自分の中の定番をチョイス。テーブルの上の料理は次々父母が食べ、母が「お腹いっぱい」という。おいしく食べる姿はいいですね。せわしないけど。そして家族で、うちのビルのスナックへ。お世話になっているママさんのところへ。外に出たら店の話はしないようにしようと言ったのに、話題は店の話か犬の話。ここではグレープフサワー頂く。わたしはだんだん調子が良くなるが、おひらき。


書きながら思い出したが、二十代で久しぶりにうちの家族五人が集結したのは、祖父の危篤の時。和民という居酒屋で夜食。前に五人集まったのは、いつか思い出せないくらいに。記念撮影した。
二十代で家族五人泊まったのは、祖父の通夜の葬儀場。母がすごくお菓子を買い込んで、びっくりした。親は秋田だし、冠婚葬祭しか五人集まらない。だけど、願わくば、もし実家のビルが売れたら、五人で思い出話しながら、飲みたいな。無理だと思うけど。そんなことをふと、願う。

幸せな結末にならずとも

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新宿の歌舞伎町のコマ劇場が年内で閉鎖。

生まれが新宿のわたしには、コマ劇場は小さい時から前を通りました。実家から徒歩十分。映画館、マック、ハーゲンダッツあって、広場あって、すぐ思い浮かぶ。自転車で歌舞伎町を抜けて走った時は、北島三郎ショーのおばちゃんたちの行列に感心したな。小さい頃は「ピーターパン」をいい年して妹と安達祐実の「オズの魔法使い」を観劇。母と吉幾三の歌謡ショーも聞いた。結構、見やすい舞台でした。昔ながらの劇場のロビーも好きだな。
でも、コマ劇場と言えば、亡くなった祖母は、芝居が終わってからの場内掃除をしていたらしい。忘れ物ナンバーワンは、ハンカチ。その時の父の家族の暮らしは厳しく、一度は戦後のアメ横でマカロニを売り大成功。だけど、部下にお金を持ち逃げされ、逆境へ。
生活保護受けつつ祖母は朝は牛乳配達、昼は給食の調理、夜はそのコマ劇場の掃除、その後はナイトクラブの会計。働いて働いて家を守ってくれたらしい。わたしが接した祖母からは、そんな苦労話は全然匂わなかったけど。孫だからかもしれないけど。そういう話を聞くと、わたしの中のコマ劇場は、別の色を帯びて☆おびて☆ゆく。また劇場は新たに生まれ変わるけど、わたしには慣れ親しんだあの劇場を覚えていたい。ここには、昔はというように。


今、夕方の再放送のフジテレビ系のドラマで木村拓哉の「ラブジャネレーション」見ている。もう何回も見ているが、また面白い。キムタクは上手いな、ふとした演技が、表情が。松たか子とのかけあいが最高。ドラマは恋して、もつれて仲直りして、もつれてのリフレイン。主題歌も昔から好きで。

♪振り返るのは
終わりにしよう
他の誰でもなく
今夜君は僕のもの

バイ「幸せな結末」大瀧詠一

そんなふうに言われてみたい。願望ばかりね、わたし。だけど、キムタクが長野に帰る松たか子を追いかける高速バス乗り場。どこだかすぐわかった。ああ、東京駅だ。わたしも、北国行きの高速バスに乗りましたねぇ、遠距離の恋の道で。一緒にいる時は作らなかった肉じゃがと大根の漬け物をタッパーに詰めて。肉じゃがが口にあいかなと。最後は幸せな結末とは言えないけど、あのバスに乗って、遠い恋人の家を目指すわたしは、恋の甘さに包まれていたんだ、きっときっと。テレビの高速バスの見て、ひとときのタイムスリップ。今は、ほんのりビターも匂うが。あの時は。
☆二一三四字☆
追記、写真は今の幸せな昼間。池の見える温泉のマッサージチェアの上にて。バックはブログにも書いた結婚式のカタログギフトより。わたしの足が映っているのはご愛嬌☆あいきょう☆。失礼しました。

春うららかな空の下

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今日はホステスする店と同じビルにあるスナックが、ポスターを作るので、わたしが頼まれて、紹介文を考えた。奇をてらったものではなく、そのお店名物のやきそばやカラオケが出来ることをアピール。こういう作業は大好き。スナックって看板だけのところが多いし、初めての人は入りにくいかもしれない。紹介文を作るにあたって、参考にしたのは、「秋田でナイト」という飲食店や水商売や風俗店の情報誌。三百円でコンビニに置いてある。結構、知っているお店が、掲載されていた。宣伝も大切ですよね。でも、一番、うなったのは、あるデリヘルのキャッチコピー。ずばり、「太った子とおばさんはいません」。わかりやすい直球なのかな。人の嗜好☆しこう☆は、千差万別だけど。


新しくホステスするお店に入った二十一歳のフィリピンの女の子は、セクシーダンスがうまい。表現力が抜群だし、存在感もある。お客さんによっては、自分のお気に入りの女の子のセクシーダンスなんて見たくないとは言うが。盛り上がるとチップが比例する。チップは、わたしもやはり頂くと嬉しいです。わたしは踊りませんが(笑)。金額関係なく、お客さんが楽しかったんだな、満足してくれたかな、と思うから。いくらなじみのお客さんでも、初めて会ったお客さんでも、どっか、今日の感じで良かったかな、話し過ぎてないかな、って気になるから。なんかね、肯定してもらった気分になる。


昨日は亡くなったおばあちゃんの誕生日。おばあちゃんと最後に見た桜は、新宿御苑のピンクの八重桜。ふっくらとして、艶☆つや☆があった。都内バスツアーに行き、目黒雅叙園の百段階段や「千と千尋の神隠し」のモデルになった豪華な部屋を見学したな。あれが、おばあちゃんと見た最後の桜、おばあちゃんが見た最後の桜。目に焼き付いてる。わたしは二十六だった。

印象的な光景ってたくさんあるけど、その時に誰と見に行ったかも大きいかもしれない。まだ、わたしは新宿御苑の桜は見れないな。歳月は過ぎていくけど、すごいかわいがってくれたおばあちゃんとの日々は、ある意味、生々しく温かいから。ホステスする店では、テレサテンの演歌が流れ、また感傷的になる。歌詞じゃないが、海より深く空よりも青く、わたしを気にかけてくれた。東京に帰った時は、小平にお墓参りに行こう。春うららかな空の下、話してこよう。

☆一九三四字☆

追記、写真は同級生からもらった東京の桜。あっぱれです。

通院日

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昨日はホステスする店で代行運転の車がすごく混む。二時間飲んだお客さんが、帰りの車を一時間半待つ。雪とお正月だから車の台数が少ないのと休みだから、遅くまで飲むのが原因かな。最初から一時間半待つなら断るけど、最初は三十分ですと言われ電話したら、もう少しですの繰り返し。ラーメンでも食べて待っていれば、違ったけど。他の代行も似たり寄ったり。東京なら歩いていくらでも、時間潰せるしね。今でにない感覚。まあ、無事にお客さんに車が来て良かったけど。そんなお正月二日目。


お正月は、深夜に上戸彩主演の「李香蘭」のドラマを二夜連続で見た。彼女はわたしにはスペインのサクラダファミリアで有名なイサムノグチと結婚したんですね。戦争中の中国の話は関心がある。昨日書いた祖父母が出会ったのが、中国の満州だったから。祖母は北朝鮮で生まれ逃げてきて、祖父は職業軍人として、満州に赴任。戦後の混乱期は、九州に命からがら引き揚げた。有名な、「ラストエンペラー」の映画も好きだな。お城があった広場に足踏み入れたくて、一昨年、北京を旅した。感慨深い。なかにし礼原作、常盤貴子主演の「赤い月」というその時代の映画も見た。あの時代、中国の最後の皇帝ふぎ、男装の麗人、川島芳子、満州の甘粕大尉、いろんな人が歴史をにぎわす。満州、やっぱり行ってみたい。ドラマを見てそう感じた。


今日は通院日です。今年から片道一時間かかる病院は、どうしよう。近くにもあるんですが、先生が変わるって読めないですからね。秋田の住所に、入院仲間の二人はから賀状がきました。嬉しいですね。年上の二人です。一緒にわたしが持っていった雑誌の川柳に投稿しました。なかなか友達ができにくいわたしの、話相手でした。付き合ったはじめが、鬱の入院中のわたしっていうのも、友人の中では特異ですが。大切にしたいです。一月四日の病院なんて、確実に混んでますよね。読書しようと。待合室の読書って好きですね。

★一六零八字★

追記、わたしの今年の賀状のネズミちゃん。

追憶のお正月の集まり

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今日から仕事開始。さすがに一月二日は、若い方ばかり。地元への帰省組かな。久しぶりに仲間と集うみたいな。いつものお客様の層とは、違います。うちは、だいたい五十歳前後のお客さん多いから。若い歌ばかりカラオケから流れる。若すぎて初めて聞く歌が多い。これから、十四日まで休みなく、ノンストップです。年末に続き第二の繁忙期かな。忙しいと更新時間が三時過ぎるかな。十二時前後の更新は、店が暇な時でしょうか。


今日の画像は、新年に使おうと温存。飛行機の中から撮影した富士山。たぶん。違うかな。この勇姿は。見つけた時えらい興奮した。面白いアングルだと。スクープ狙う記者の眼差し。本当は飛行機の中って、携帯禁止ですよね。さくっと撮りました。こんなに書いて違ってたら、恥ずかしいけど、わたしには富士山に見えた。久しぶりに国内線乗りましたが、ペットボトルの専用の検査機械あったり、手荷物のライターは一つまでで、もう一つは、没収。海外はもっと厳しいんでしょうね。昔、乗ったインドの国内線は、別室で厳重なボディチェックで、一番、検査された気がした。日本もそんな時代なのかな。


一月三日といえば、わたしは忘れることが出来ない。父方の親戚の集まりだった。年末に海外旅行に行っても、この日には戻った。四階の祖母の家に親戚が集まった。おせち食べて、煮物食べてビールで乾杯。みんな、どこかで、あの人が上がってくる足音を待っていた。あの人は季節遅れたサンタクロースみたい。少し落ち着くとあの人、祖父登場。祖母の顔がこれ以上ないくらい、晴れやかになる。お年玉もらって、祖父の一眼レフカメラで、一家ごとに記念撮影。これが、ならわしだった。
祖父母は離婚していた。小さい頃は知らなかった。祖父はお正月に来る人だと思ってた。離婚しても、祖母はわたしたちの前で、一度も祖父を悪く言うことはなかったし、一月三日の集まりでは、本当に幸せそうだったから。わたしもそんな祖母の姿が大好きだった。今では二人は同じお墓に仲良く眠っている。

祖父母がいない今、お正月の集まりもなくなった。でも、記憶の中にしっかり色ずいている。わたしも一度愛した男の人を悪くいうことは、できるだけなくしたい。祖母から学んだこと。愛した事実の方がずっと、尊いから。

天国のおじいちゃん、おばあちゃん、あけましておめでとう。孫は北の大地で、元気かな。

★一九九六字★

追記、写真は飛行機からの本人は思う、富士山。

明日は祖母の三回忌です

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わが家族と犬の今回の帰京理由である。

一番、可愛がって貰った内孫の長女は、おばあちゃんが好きな八百屋さんで蜜柑を買い、
おばあちゃんと行った北京亭という中華屋で、ラーメンを食べる。

今はラーメンを待つ。

もう寂しさに負けて泣いてしまいそうなんで、昼間からビールを呑む。
素面でいるのは、辛すぎる。

楽しい思い出ばかりが、零れ落ちる。

楽しいのに、泣きたくてたまらない。
典子はまだまた子供だよ、おばあちゃん。

ラーメンがきた。
ラーメンにおばあちゃんの顔が、見えてきたよ。

もう限界だ。

ビールに初めて、口をつける。

もしおばあちゃんが元気にあたしの隣に居てくれたなら、あたしは病気にはならなかった。
それだけあたしの支えでした。

支えを失ったわたしは、取り乱しました。

通夜の晩は、一人でいたら怖くて、優しい隠れ家みたいな男に甘えました。

どうしようもない孫だよ。

おばあちゃん、明日はみんな集まります。神戸からおばちゃんも来てるよ。尚くんに子供が生まれたよ。初孫だよ。おばあちゃんにみんな、抱かせたかったよ。
私の弟が結婚して、この春には生まれるよ。おばあちゃんが生涯、かけてひたすらに愛したおじいちゃんからの字を、名前にするみたい。

妹はいい人にやっと巡り合えたみたい。セレブでゆとりのある生活を犬とすりみたい。

あたしは、相変わらず酒が好きで、たまに飲み過ぎるよ。

最近、将来が決まったよ。

今年はまた、大学院に行きます。受験生です。谷崎の「痴人の愛」というあたし好みの本を、研究します。

そして、愛したい人に出会えました。

いつもあたしの心配ばかりしていた、おばあちゃんに紹介したかったよ。

ただ、それだけが残念だね。

本当に残念だよ。