韓国版comico!?
なにそれ!?

だったので、ちょっと調べました。
10月に始まったばかりのようです。
詳細はリンク記事をどうぞ。

comico韓国市場に進出



台湾版のときはcomico内で発表があったのに韓国版はなしで、人気作上陸と言われても寝耳に水。
私と同じように、多くの読者が驚いたのではないでしょうか。

韓国と日本は今、国家元首レベルで微妙な関係ですから、comicoも苦慮する部分がある、ということだとは思うのですが。

何はともあれ、韓国版comicoの告知と作品上陸はすでに実行されましたので、この機会に、韓国と日本の関係について、2つの切り口から見たエピソードを紹介しておきたいと思います。



日銀の政策により、10月末から、急激な円安となりました。
どこかのニュースで読んだところによると、円安になったことにより、自動車など、日本製品の輸出が増えたそうです。
他方、韓国はそのあおりを受け、輸出が減ったそうです。

しかしながら、10月末以前の話をすると、それまで苦労していたのは日本でした。
特に近年は円高続きで、日本企業の輸出は厳しい状況でした。
他方、韓国は、ウォン安で、輸出が伸びていました。

競合する部分で同じ獲物を狙っているわけですから、互いに目障りにうつり、「嫌い」という感情になっていくのは、致し方のないことだと思います。



では、違う切り口を見てみましょう。
これは私の持論でもなんでもなく、日経新聞に掲載されていた話です。
時期は忘れましたが、今年の話であることは間違いありません。

日韓関係が冷え込んでいることで、苦労している人たちのお話。
新聞に載っていた実例をそのままあげておきます。

「韓国サムスンのテレビの主要部品は、日本のある会社の製品。
サムスン社員と、その会社の人たちは、政治の動きに神経を尖らせながら、打ち合わせを重ね、取引を継続している。
サムスンにとって、その部品は必要不可欠だし、その日本の会社にとっても、サムスンは1番の大口顧客で、失ったときの痛手が大きすぎるから。

この実例のような例はたくさんあり、経済分野で、日本と韓国は切っても切れない強固な協力関係にあり、政治家たちは盤石な経済の結びつきの上にあぐらをかいて、ケンカをしている。」



さて。
2つの切り口でのエピソードをあげてみました。

国と国の関係は難しいですね。
たくさんの人とたくさんの人の関係の集合体だから。

ベターな選択はあっても、ベストな選択は存在しないのかもしれません。
それも、膨大なプラスとマイナスを数えたら、かろうじてプラスだった、みたいなベター。

難しいと思います。本当に。




◆野の花のつぶやき索引頁
comicoマンガ索引

comicoノベル索引


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ご意見ご要望ございましたら、アメブロコメントか、ツイッターまでお願い致します。