職場でお盆休みが導入されて、何年目になるだろう。
山の日と土日、お盆を合わせて５連休となった。
細切れの休みが苦手なので、まとまった休みを取りたい私にはありがたい連休となった。

11日(金)からやがて日付が変わる頃、長男が 8時間の旅を経て新幹線から降りて来た。
家から自動車学校に通うため、約1ヶ月家で過ごす。
9日(水)に台風の中帰国した娘もいるので、作るご飯の量がもとに戻って、なんと張り合いのあることよ。
夫と2人で過ごした約2週間はほとんど買い物にも行かずに済んだけれど、今は冷蔵庫もフル稼働中
長男も娘も大人な気遣いをしてくれるので、生活はむしろ楽になる。
おとなしめの子どもたちだが、友だちとクラス会や夏祭りに忙しい様子で、家に活気が戻ってきた。

末っ子はまだまだ入院中
私に余力は残っている。

そこで数年放置してきたことに手をつけることにした。

12日(土)は末っ子の面会と買い物で普通に過ごしたが、夕方に病棟から安静度が上がって電話も面会も不可になったと聞いてから、いたたまれなくなったのも背中を押した。
末っ子と他の患者さんとの間にトラブルが起きたのだそうだ。
末っ子の暴言やカッとした時の頑なさが事態を大きくしたらしい。
感情のコントロールができるようになったとあれほど言ってたのに。
3ヶ月入院の意味はここにある、退院した後にトラブルになるより、今の方が手助けをしてくれる人がたくさんいる。
退院前でよかった。
自分に言い聞かせても、心は波だったまま
何かをしないといられなかった。

リビングのあちこちに積み上がっていた郵便物や学校からのプリントを整理する　
リビングに転がる末っ子のものを整理する　
合間に夫の母の誕生日に用意したものと同じお菓子を実家に準備した。
クラス会から戻らない長男を待つのを諦め、先に眠った。

13日(日)は長男を連れて末っ子ので面会に行くはずだった日
心のでざわざわのままに、家中のカーテンを洗ってしまう
同時に窓枠とカーテンレールの埃を取って、外壁塗装で綺麗にしてもらった窓にふさわしくなったかなぁ。
先週から初めていた備蓄品の整理を終わらせて、それぞれの場所に片付けた。

14日(月)はウォークインクローゼットに手をつけた。
衣類のカバーを付け替え、服を整理して、売るものと捨てるもの、かねて準備したものと一緒にリサイクルショップへ。
同様に本もブックオフに持ち込んだ。
衣類は約半数が引き取ってもらえた。
子どもの服はほとんど引き取られたけど、私の服は...
50点ほどで500円
本は実用書とコミックが高く売れた。
文芸書は二束三文
妙に納得して1400円ほどを手にした。
段ボールも捨てて、目に見えて　スッキリしてくると達成感。
友だちと夏祭りに行った迎えにを迎えに行く21時には、もうクタクタ
花火の音をお風呂で聴きながら、寝落ちしてしまった。
長男が作ってくれたキムチ炒飯がご褒美だった。

15日は食品庫
やはり数年ぶりの整理で、笑うしかないほどの状況だった。
棚を一段とずつ整理していくと、賞味期限切れだったり、同じものを幾つも買い足していたり。
オリーブオイル４本、お酢に至っては７本！
買い物に行くのが週一回で、切らしてしまうのが不安とは言えやり過ぎだろ！自分！
賞味期限切れの食品を食べ尽くすのはいつになることやら。
ため息をついていると、17前に公衆電話からかかってきた。
末っ子だ。
話し合いなどが終わって、またおやつと電話が可能になったこと
着替えが欲しいこと
手紙も持って来てほしいこと
久しぶりの声は少し甘えていて、ホッとした。
片付けた後に病院へ着替えを届け、夏祭りから帰る娘と友だちを駅に迎えに行き、私の夏休みは終わり。

静かな夏だと思っていたけれど、振り返ってみると末っ子がいない分静かだっただけで、なんだかんだとバタバタしてた。
子どもたちが3人ともいない時間があったから、あちこち整理をするパワーが溜まったこともまた事実。

結局のところ、私は忙しいのが好きなんだろうな

久しぶりの4人分お弁当

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静かな夏③ 私の夏休み

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