この作品は椹主任の呟きスケジュール調整の続編です。スケジュール調整⑨(企画もの)をご覧になってからをお勧めします。
「光、私達付き合わない?」
「えーっ@&&##$¥!!」
瑠璃子ちゃんの衝撃的な言葉に絶句した。
そぶりもなかったっていうか、瑠璃子ちゃ
ん熱狂的な蓮くんのファンじゃないかっ!!
おかしいだろ、おかしいだろ。俺めまい
してきた。
彼女が何やらまくし立てている。
ん?視聴率アップの偽装?!
確かに視聴率は一桁だ。
彼女が得意気に言った。知り合いの記者に
書かせると。
「スクープ撮!瑠璃子お泊まり愛。お相手
は共演の人気アイドルH!見かけによらず肉
食系!!」
俺?!えぇぇっ!!一応LMEが誇るアイ
ドルユニットなんですけど。
そんなのでたら人気ガタ落ちだよ。
やめてよぉぉぉ。
「光ってさあ。弟キャラじゃん。お姉さ
まの言うこときいてえらいって誉められる感
じ?それが豹変して、お姉さまをがぶり!
きゃあぁぁぁっ、萌よぉぉ。」
「お断りします!!」
「あらーっ、そんなこと言っていると
京子の…」
(…ぎくっ(;゜0゜))
「相棒の琴南奏江の弟役の上杉飛鷹くん
に弟キャラナンバーワンとられるわよっ」
(…飛鷹くん、中学生なんだけどー。)
「でも、あの子背が伸びてかっこよく
なったよね。光より高いんじゃない?」
「!!」
「今度は飛鷹くんに相手役頼もうかな。
光よりセクシーだし」
(…頼めばいいじゃないかっ、俺が好きな
のは京子ちゃんなんだっ!!)