障がい者が自立する為には、福祉施設利用は絶対条件なのか。

私が出した結論は、福祉施設利用しなくてもなんとかなるのではないか。

これは兄との最近のやり取りの中で強く感じてきたこと。
賛否両論あると思うが誰かの参考になればと思い書くことにした。

そもそも、生活保護についての誤解が当事者の利用を妨げている。

生活保護利用=
家族が一切関われない

私の父もずっとこの思考であった。

なので、兄のケースワーカーや施設と私が連絡とるのも怖がっていた。
なんかめっちゃ叱られると思って怯えていて、私も関わらなくて良いならいいや〜で放置してきた。

今ちとそのつけがめんどくさい事になっているけど(笑)

『生活保護を受けていても
家族が支援出来る部分は支援しても良い』

扶養照会の手紙にもはっきり
金銭面
物資面
精神面
のいずれかで関われることはないかと聞いているのである。

ここ重要なポイント

自分の生活を犠牲にしてまで、当事者の生活をみる必要はない。
生活保護法が家族が求めている扶養については、自分の生活の維持ができているうえで、出来ることを聞いているのが扶養照会。

きょうだいに至っでは、
そもそも扶養義務すらないので
ここは、自分の心の状態で
全て拒否含めて、考えてよい。


具体的に可能なのかシミュレーションしてみる。

ポイントは
◯現代、在宅サービス進んでいるのでこれと民間サービス組み合わせる、

◯中、軽度の知的障がい、精神障がいでコミニュケーション取れるのであれば、1人で生活するスキルも身に着けてもらう。


1人暮らしに必要なことは
洗濯、掃除、洗い物、買い物、入浴 食事作り、服薬管理、金銭管理
これを

1人では難しい。
概ね出来る。
ほぼ出来る。
介助いらない。
でスキルチェックをする。

さらに、詳しくシミュレーションしてみると
ヘルパーも今はほしい所全てに利用出来ないのが現実。

なので、
食事は宅配弁当を手配する。

弁当なら洗い物そんなに出ない。

買い物は、お札あれば出来る。

お金の管理は、社会福祉協議会のしている日常生活支援事業を受ける。

社協まで一人で無理ならそこは移動支援つける。

服薬管理は、訪問看護をいれて一週間の服薬管理と健康管理をしてもらう。

ヘルパーには、掃除と洗濯の手伝いのみにすれば、それほど時間数はいらない。

最初にも記したが、
当事者の自立を一番阻害してる要因は、周囲の『1人暮らしは無理』という決めつけだ。

健常者だって1人暮らしの初期はいろんな失敗をする。
想定外のことなんて沢山ある。

でも
障がいがあるとそうなることが悪だと思い込んでしまう。

失敗したら、そこを修正かけるだけ、当事者自身が1人暮らし無理となれば、そこで福祉の利用も提案しても良いと思う。

障がい者は1人では生きられないという支援する側の偏見をまずは外すことが大切。