施設職員でよく聞かれるのは、どうしたら入所出来るの?

 それがわかると安心だけど私もこれはわからない。


私はこれまでの経験から一番家族がしておいた方が良いと一番思うことは

それは

『当事者を他者に委ねられる力があるか』だと思っている


自閉症で強度行動障がいがあり、他害や物損する傾向強い


はっきりいうと入所の可能低い。


ただ

服薬調整してます。

パニックを起こす際の理由とそれを取り除く方法がある。

通所施設や医療、様々な人の協力を受けてそれでも家庭では難しい。


等家族があらゆる努力しても難しいケースでは行政や通所施設、相談支援の口添えもいただけたら可能性はある。


家族が、当事者の支援に強いこだわりがあり、それに対応するのは難しいとなれば、私が選ぶ側なら一番に候補から外す。


それは、私が福祉施設スタッフの支援力を信頼しているから。

なので、チームで当事者の支援について良いと思えばご家族と相談しながら変えていきたいと思う。


障がい特性ゆえに

本人を変えることは難しい。

でも

支援する側と、家族が協力しあえることで当事者が変わっていったケースは沢山あった。


空きの少ない中で

変化を求めないなら、可能性のある利用者を入所させたいのが、私のプロとしての気持ち。


こう書くと

『自分達の周りにそんな施設や医療機関はない』という人がいるけど


ホントにそうですか?

自分で壁を作ってないですか?

勝手に諦めてないですか?


ここなんです。

家族が乗り超える壁

うちも父がそうだったので

してほしいことを一方的に決めて

そうでないと自分の子どもに対する理解がないと批難する。


結果

本人に必要な支援と家族が求める支援のミスマッチで入所拒否及び退所に繋がる。


まちかってほしくないのは


施設側の言いなりになることてはない。


『話し合いに応じようとしない姿勢を持つことが問題。』


不安や不信感があれば伝えていい。その上でその不安を解決するのも私達の仕事。


ただ、自分達の考えに固執せず、柔軟に当事者の支援について捉えられる心の余裕が必要なのだ。