昨日朝のニュースで飛び込んできたのは・・・
ジャーナリスト、立花 隆さん(享年80歳)の訃報でした
(画像はNetよりお借りしました)
☆ 昨日、日本経済新聞(夕刊)より ☆
立花隆さんは、『田中角栄研究』『日本共産党の研究』『脳死』『脳死体験』
『宇宙からの帰還』etc綿密な取材に基づく幅広い分野、数多くのの著作を
発表し、ジャーナリスト・評論家として高い評価を得ました
しかし、お父さんはベストセラーになった立花隆さんの著作『田中角栄研究』(1976)、
はじめ『日本共産党の研究』(1978)、『脳死』(1986)に興味を持っていましたが、
読んだことはありません・・・。
田中角栄氏は高等小学校卒と言う低学歴でありながら、鋭い人間洞察、庶民感覚、
人を引き込む能力を持ち、あっという間に首相の座に上り詰めました。
その人気たるや、お父さんが知る限り、田中角栄氏の右に出る政治家は見たことが
ありません。
ジャーナリストとして政治と金に焦点をあてた『田中角栄研究』は大きな功績です。
しかし、これを題材にメディアの反田中コールが沸き上がり、たった2年間
(1972~1974)の首相の座を追われる大きな要因となり、さらに首相退陣後
に発覚したアメリカロッキード社が全日空に仕掛けた贈収賄事件(1976)で
裁判に繋がる動きはある種の疑問を持っています。
この様子は、TVや新聞で連日大きく報道されていて、今も、目に浮かびます。。。
首相の座を追われた田中角栄氏。
裁判中に脳梗塞に倒れた田中角栄氏、あまりにも悲しい人生であったと思う
のはお父さんだけ?
☆ ロッキード事件相関図 ☆
今の時代では考えられないほどの物凄い国民的な人気を持っていた田中角栄氏。
お父さんは、田中角栄氏のお金の問題と、持論を展開したベストセラー
「日本列島改造論」(1972)で日本の経済発展&国民の生活向上を願った
考え方は切り離して考えなければいけなかったと思っています。
当時、「公害をまき散らす」などと一方的な反対を展開した左翼メディアには
閉口したことを覚えています。
「日本列島改造論」を上手く活用していれば、今のような過密過疎問題はもっと
小さくなっていたはずです。
今もそうですが、日本人は政治家に「聖人君子」を求めるあまり、本当に日本に
役立つ政治家が育ちません。
田名角栄氏には、「私腹を肥やす」ようなちっぽけな考えはなかったし、常に、
「国のため」「国民のため」に働いていたので、これほどの人気があったと考え
ています。
今の時代、こんな政治家はどこにいるの
”お寒い”限りです
国民も、「聖人君子」ばかり追いかけては、本当に「国のため」「国民のため」
にならないと思います。
余談ですが、
田中角栄氏は魅力ある政治家。
お父さんは今も関心を持っていて、自分なりにもう一度学ぼうとし続けています・・・。
思うに、
① 日本の発展
② 日本国民の幸せ
を考え、実践しようとした首相は、田中角栄氏と池田勇人氏の二人だと。
「国益」と「国民の幸せ」の両面で、強い決意と実行力ある政治家の出現を
願うばかりです
立花隆さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
今日も良い一日になりますように
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