『ガリレオ再始動!』
物理学者、湯川教授シリーズ9作目です。
さすが東野圭吾さん‼️またまたあっさりさっくり読めてしまいました。
ここのところ最後まで読むのを断念した本が続いたので、久しぶりに三日間で読み終わりました。
今作は、街のパレードを利用して、胸くそ悪い犯人とされる人物を復讐のために殺したトリックを湯川が暴いていきます。
正直、途中までは「えーもう腹立つやつが殺されたんだから、犯人探さなくてもいいやん。湯川さん、そっとしておいてあげて。」と思いながら読んでいました。
ところが殺されたトリックを暴き、犯人が自供したにもかかわらず、まだあと単行本で50ページ以上残っています。
あれ?
そうなんです!ここから湯川が真実を推理します!
読後感はスッキリです‼️
私がずっと気にかかっていた佐織の死因についても納得できました。
それにしてもたまにテレビ番組で使われる液体窒素も扱いを間違えると怖いんですね
換気の良い部屋で扱わないと空気中の酸素濃度が下がるとは知らなかったです。
科学の知識、重要ですね。
そしてまたドラマ化に期待してます