今日は、息子の
不登校の話をしますね。
息子は中学2年の途中から
不登校になり
内申書はオール1でした。
オール1でも
高校進学することが出来ました。
0時間目から7時間目の授業、
夏休み、
冬休みはほどんどなく、
猛勉強して
大学合格しました。
（2年間中学に行っていない
オール1の息子は
相当苦労したと思います）
中学2年の不登校の頃は
家で暴れてまくって、
襖を破いたり、
蛍光灯を叩き割りました。
息子の不登校の頃に
夫も酔って暴れていたので
家中ボロボロでした。
私はなんとか
中学にいかせようと
「高校に行けなくなるよ」
と脅したり
泣いてみたり
家の無線LANを切ってネットが
出来なくなるようにしたり。。。。
(スマホは
持たせていなかったんです）
家でずっとネットをしていたせいで
不登校になったと思って
腹立たしくて
力技で出来ないようにしました
でも全然うまくいかなくて、
むしろ息子との関係は
どんどん悪くなってしまいました。
頼りたい肝心の夫は
酔うと私に暴言をいい
不安な気持ちでいっぱいでした。
そこで藁をもすがる思いで
門をたたいたのが
「選択理論心理学」
(リアリティセラピー）
この出会いが
私の考え方を大きく変え、
息子のとの関係を立て直すことに
なったのです。
選択理論とは
よりよい人間関係を
築くための心理学です。
選択理論心理学で不登校の子どもを高校進学させるポイント
1、人は変えられない
2、人は上質世界を満たそうとする
3，わが息子の上質世界
4，高校進学は子どもの希望を最優先に選ぶ
人は変えられない。
変えられるのは自分だけ。
ということ。
息子を変えて、
学校に行かせようと
していたけれど
それは出来ないことだと、
知ったのです。
不登校のこどもを
変えようとするのは
難しいことです。
無理に他人を変えようと
するから
関係が悪化するのです、
自分の子どもであっても
変えならないのです。
人はそれぞれ
上質世界
（大切にしている世界）があり
「上質世界を満たすために
行動する」
ということ。
私は、息子との関係をよくするために
彼の上質世界が何なのか、
考えました。
息子は
ネットでのつながりを
大切にしていることに気づきました。
すぐに無線LANIを
接続しなおし、
勝手に切断したことを謝りました。
あなたの上質世界には
何があるでしょう？
”こども”がいますよね。
不登校の子どもの上質世界は
どうでしょう？
不登校の子どもの
上質世界には
学校はありません。
「行かなければならない場所」
であっても、
「行きたい場所」
ではないはずです。
子どもの上質世界には
何はあるのでしょうか？
じっくり考えないと
わからいないかもしれません。
息子の上質世界には
「友だち」がいます。
それに気付いてからは、
どんな子でも大歓迎、
おやつや料理で
もてなすことにしました。
もう1つの上質世界は
マンガです。
女の子のイラストを描いていて
内心「気持ちわるいな、、、」
と思っていたのですが、
受け入れることにしました。
まずは、入り込みやすい
息子が好きなマンガやアニメを
（ポケモンとか、ナルトとか。。）
一緒に観て
話が出来るようにしました。
上質世界を理解し
共感するだけで
1ヶ月もしないうちに、
関係改善し
暴れることもなくなりました。
そうこうしているうちに、
「ネットで知り合った女の子と会うために
夜の街（電車で30分の都会）に
出かけたい」と言ってきました。
（必死で、懇願って感じでした)
息子が不登校になってから
初めてのお願いでした。
ほんまに女の子かどうかわからないし、
北海道からこっちに出てくるなんて
怪しすぎる話。。。
でも、夫には言えないことを、
私に相談してくれるのが嬉しくて
OKしました。
内心は、めっちゃ心配で
行かせるかどうか迷いました。
待ち合わせの繁華街は
有名な危ない場所だったんです。
「騙されて、
身ぐるみはがされてもしょうがない。
変なところへ
連れていかれるかもしれないけど
私が反対して
「関係をこわすことの方が
マイナスだ」
と思ったのです。
初めて行く都会、
電車で待ち合わせ駅まで送っていき、
改札でくれぐれも気をつけるように
伝えて別れました。
（夜の7時だったかな。。。
嬉しそそうな顔して走って行ったなー）
無事に終電で帰ってきました。
ほんまに女の子だったらしく、
手作りのフェルトの
お守りをもらってました
とりこし苦労でしたね。。。
受験の時期が近づくと
「演劇部に入りたい」と
いいだしました。
顔には出さず、
心の中でガッツポーズ。
（やったー
高校に行く気になりよったーー
このチャンスを活かしたい）
息子には内緒で
演劇部の活発な高校を
こっそり調べました。
こちらからは強制するのではなく
息子に聞かれた時に
答えられるようにするためです。
私一人で体験入学に参加し、
演劇部顧問の先生と、
受験担当の先生にお会いして
”中学不登校で
オール1でも
受け入れてもらえるか”
相談しました。
「そんな子は
たくさんいます。
大丈夫ですよ。」
と言って頂きました。
雰囲気もアットホームで
神経質な息子に
合いそうでした。
ふとしたきっかけで
その高校の体験入学に
行くことになりました。
知らぬ顔をして、
息子と友人と私の3人で
もう1度同じ高校へ
体験入学へ参加。
結局、息子はその高校へ
進学出来ました。
部活に参加するために、
毎日学校に通い、
大学進学も果たしました。
（オール1で
受け入れてくれた高校に感謝です）
息子のやりたいといっていた
演劇を最優先で
決めた進学先から
うまくいったのでしょう。
高校はどこでもいいわけではなく
子どもの
希望を聞き
子どもの希望を最優して
進学先を決めてください。
息子の上質世界に知り、
応援することで
関係を改善し、
息子の上質世界である
演劇部を優先し
高校進学
することができました。
1，子どもは変えられない
2、子どもの上質世界を知る
3、子どもの上質世界を満たすための
高校進学を考える
選択理論を学ぶ場所は
最後にリンクを貼っていますので
参考にしてください。
＜参考リンク＞
選択理論心理学を本格的に学ぶには
日本リアリティセラピー協会 →リンクはこちら★
体験するには、各地方にある支部の勉強会へ
（いくつか挙げておきますね）
選択理論心理学神戸支部 →リンクはこちら★
〃 東京八王子支部 → リンクはこちら★
ラジオで聞く
（リンク先に音声データがアップされています）
ラジオセラピー → リンク先はこちら★
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