6月11日(土)
13:00 警固公園集合、オープニングアクト
14:00 デモ出発
16:00 デモ終了、リレートークなど
17:00 警固公園解散

狭くてしょっちゅう揺れているこの島国の中で、今も続く放射能汚染を目の当たりにしている私たち。

目をつぶって無理やり忘れたふりをするのか、それとも今こそ「もう原発いらん!」という声を出して、原発のない世の中へと舵をきるのか。

東北大震災から3ヶ月を経た6月11日に、日本だけでなく世界中で脱原発のアクションが予定されています。

5月8日に1200人もの人が参加した「脱!原発サウンドデモ in 福岡」もこの日に再び福岡の路上にやってきます。

小さい子供やお母さんたちのマーチ、生楽器隊、サウンドカー、パペット、ジャンベ隊やサンバ隊も参加します。

原発がなくても、多少電力が足りなくなっても自分たちの生きる喜びは自分たちで作り出せるはず!

原発なしで生きる新しい世界へ。

6.11に福岡の路上で会いましょう!


http://genkaibai.blog.fc2.com/blog-category-0.html

福島の地を照らす太陽の光はいつもと変わらず、風は海に向かって吹き、水底の瓦礫には魚やヒトデがすでに棲みついて、家々が押し流された陸地には、もう可憐な花が咲いている。


ただ人間だけが、放射能に妨げられて、土地に住めないというのは、悲劇以外の何ものでもない。



 今回、福島原発で起こった事態を、「重大な事故」と認識する者は多いだろうが、「悲劇」と感受する者は少ないだろう。


住民は、精魂こめて耕した美しい田畑を捨てざるを得ず、共に暮らしたイヌやネコや牛たちと別れなければならず、記憶の息づくふるさとを捨てて、健康被害におびえながらの避難を余儀なくされた。


これまで恵みを与えてくれた母なる海には、高濃度汚染水が透明に流れゆく。



原子力発電は、人間と自然を暴力的に切り離し、静寂のうちに、1つの文明圏、1つの生活圏を死に至らしめたのである。



 以前、『これからの「正義」の話をしよう』という本がベストセラーになった。


今、ほとんど誰も正義の話をしないのはなぜだろうか。


根本的な話をしないのはなぜか。


ヒロシマ・ナガサキを経験した国が、ウランやプルトニウムで発電してはならないということ。


原発労働者の健康を犠牲にして成り立つ電気で、豊かさを享受してはならないということ。


テレビには、「原発なんかいらない。ろうそくの灯でもいいから、地元で家族と暮らしたい」と涙する福島の男性の姿があった。


人間にとって、電気は、たかが電気だということ。


いのちや暮らし以上のものではないということ。


子どもたちに、白血病や甲状腺がんのリスクを断じて負わせてはならない。


大都市のために地方を犠牲にしてはならない。



100万年単位で管理しなければならない放射性廃棄物を大量に残すのは、歴史のタテ軸、連綿たる命の営みをあまりにも軽視している。


人間は小さな存在だということ。



 私たちの生存を直接脅かし、何もかも惜しみなく奪い去る原発は、「脱」というより「反」を突きつけるべき存在であり、私たちの手で打倒されるべき存在である。


いにしえの王が、鏡で人々を畏怖させたように、原子力という得体のしれないエネルギーを操る者が、「東電さん」、「九電さん」、「日本原燃さん」として、私たちの頭上に君臨してきた。


彼らのお告げはすべて真実であると信仰されてきた。


原子力というひびの入った魔鏡をたたき割り、電力会社という傲慢と偽りの呪術師を祭壇から引きずりおろすのはいましかない。


新しい階級闘争、新しい革命をはじめよう。


敵は明らかだ。


電力会社、原子力安全・保安院、原子力安全委員会、日立・東芝・三菱・GEら原発メーカー、東京大学などの御用学者、日本原子力学会など関連団体・財団、原発推進の政治家・地元首長、マスコミ、そして黒幕としてのアメリカ政府。


子孫には、せめて私たちの抵抗の足跡を残さねばならない。


すべての原発を一斉廃炉にすることこそが、今なお苦悩する福島県民への連帯と誠意を示すことにつながる。



 労働組合・労働運動にかかわる我々に求められるのは、原子力発電を支える土台を掘り崩していくことだ。


原発で働かねばならない社会状況、時給700円という現実、エネルギーを浪費させる長時間労働、人間さえも「人材」として使い捨てる思考、東電と下請け会社の間にも横たわる正規雇用と非正規雇用との明確な差別、社会に目を向ける余裕もない過労、人間たちが群れて意思表示するのを困難にさせているもの。


力を合わせてこれらを乗り越えていこう。


人間が、動物本来の願い、安全で穏やかな生活を手にしたとき、原子力発電などという、さかしらな汚辱の近代技術は、人間の大いなる過ちの物語として、後世に言い継ぎ、語り継がれるだけのものとなるはずである。

日本に住むすべての人が、芸能人、物書き、スポーツ選手、報道関係者、企業人間、ヤクザに至るまで、いま第一に取り組むべきは、ほとんどの人が気づかないうちに日本を破滅させようとしている原発震災の防止なのである。


国民すべて、赤児から高齢者まで、男女を問わず、誰もが一瞬で人生を奪われる被害者になる可能性を持っているのだから、「原子力についてよく知っている」と自負する人間に任せないで、自らの手で調べて、自らの頭を使って考えるべきである。


―為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり―
救うのはあなただ!



広瀬隆『原子炉時限爆弾』 (ダイヤモンド社、2010年)





緊急!原発学習会

主催:フリーターユニオン福岡

日時:4月22日() 開場:18時半 開始:19

場所:フリーターユニオン福岡事務所

(福岡市中央区大名1‐3‐42 ローズマンション304号室)

TEL 090-9980-2106

1.フリーターユニオン福岡からの簡単な発表

   
原発労働者について / 九州電力の実像 / 東京電力の実像


2.食事などしながらの交流・フリートーク

私たちのほとんどが原発問題の素人です。
くわしい方、お話を聞かせてください!!!


危機が進行中の原発問題について、
ともに学び、つながりましょう!!!

フリーターユニオン福岡 
~誰でも1人でも不安定でも入れる、労働/生存組合 ~



 フリーターユニオン福岡 ブログ  http://fnfukuoka.jugem.jp/