3回目の「同じ日」が来たね。

1回目までは引っ越しに役所の手続きに四十九日法要はじめ今後の追善供養やら…
諸々に追われて。悼む暇もなくて。
結局その日は
あの場所にぼーっと佇んでいた。それだけだった。


2回目は、うちにアパートの部屋を再現しなきゃって、元々ある小さい頃のものを選り分けてた。
お父さんが手伝うよって言ったけど、最近の物のことはわからないんだし、引っ越しの荷造りでかなりごみ袋に入れてたから、やめてもらったよ。
そうしてるうちに、刻々と「あの時刻」が迫ってきて、心臓がばくばくして、ついに声をあげて、泣いた。
mのベッドの前で、へたりこんで、泣いた

3回目の日までにクーラーのあるmの部屋で寝たくてがんばってみたけど。地雷だらけ。
ダンボールや衣装ケースとか開けた瞬間に、あぁ、まだできん!即、ふた閉じた。


3回目の今日もごそごそ。溢れんばかりのコミックスを無心で本棚に。配置も変えて。どや!
でもまだ地雷ものはこわいよ。

再び意を決して。
子ども御輿の奉納神社を始めて訪れたよ。ほかに竜王の神社やお寺も。お寺は手水の流れもひしゃくもなかったけど、隣に穏やかなお地蔵様がいらしたね。門の近くの大きなお地蔵様より小柄で愛らしいご尊顔だったね。
うちに戻って、仏壇の前で、刻々と「あの時刻」が迫ってきて、心臓がばくばくして、やっぱり声をあげて、泣いた。
ぼろぼろ涙が止まらなくて、ふと外が晴れたかのように明るいことに気がついた。
なぜだか、外に出なきゃって体が動いた。
玄関から出て空を見たら

豪雨続きの厚い雲が太陽の姿を出していた!勿論空一面グレー。それを太陽がかき分けるというよりは自ら孔を開けて飛び出したかのようだった!つかの間の真夏の日射し。

思い出したよ。
mが翔びたったあと、空を見て毎日号泣していた。
特に運転中に見る空は切なくて苦しくて。車内で大声あげて。
だって、よく笑ってたから。
「見て、おかーさん、きれいな空だよ!」
「うちが出掛けると必ず天気がよくなるね!」

位牌の戒名にもあった。

陽 の一字が。

夏に生まれたあなたのために。

ごめんね。ありがとう。ごめんね。












真夏の日射し。
待ってるね。
あいしてるよ。