地球外で宿物栽培を行うNASAが惑星で生命体を維持する為、2015年より月で植物を育てるプロジェクトを開始すると発表した。第一段階として、月にコーヒー缶サイズの植物育成シリンダーを運び入れ、そこで植物のの成長過程を記録したものを、地球に送信する予定だという。このプロジェクトはNASAの科学者だけでなく、民間企業、学生、ボランティア団体も参加する。まずは、シリンダーに入れられた、カブ、バジル、ヒマワリ、シロイヌナズナなどが月の環境下で育成される予定だ。これらの植物が月の環境に適応できるよう、温度の維持や水分の補給、およびシステムの電源を調節するシステムが必要となってくる。植物の成長過程は、同時に設置したカメラやセンサーなどを通して日々観察され、そのデータを地球に送信する。また、このプロジェクトに参加する学生らは、月に送られた植物と同じ条件で植物を育て、その成長過程を記録していく。学生から収集した数千に及ぶデータと月のデータを照らし合わせることで、将来的な具現化に向けての貴重なデータが集まることが期待されている。このプロジェクトは、地球上の作物を栽培するための新しい方法の開発に役立つ可能性もある。恐らくこの研究は宇宙の様な厳しい環境下でも安定して植物を栽培する事が出来れば、品種改良を行って干ばつや異常気象の影響で作物がそだたなくなった地域を救うことができるかもしれない。植物が生育して上で様々な環境ストレス、例えば低温ストレス、凍結ストレス、高温ストレス、乾燥ストレス、浸透圧ストレス(塩ストレス)、強光ストレス、冠水ストレスなどのストレスに強い作物が開発できれば未利用地が耕地として利用できるようになるため、ストレス耐性作物を作り出す為の開発研究なんだろう・・・。