与那国町長 自衛隊のオスプレイ導入に反対米軍が運用している垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを海上自衛隊にも導入する計画が既に進められ、防衛省は平成27年度にも導入することを目指しているという。導入理由としては沖縄県の尖閣諸島など広大な南西諸島の防衛にあたる自衛隊の機動展開能力を向上させるうえで、オスプレイは欠かせない装備になる。オスプレイは、ヘリコプターの垂直離着陸、ホバリング(空中停止)機能と、固定翼機の長い航続距離や速さとヘリよりも運用コストが低いという長所を持っている。6月の陸海空自衛隊と米軍による離島奪還訓練「ドーン・ブリッツ(夜明けの電撃戦)」では、米軍のオスプレイが海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦に発着艦し、日米の共同作戦で有効に機能することが確認された。自衛隊が導入する計画を知ってか知らずが、那国町の外間守吉町長は20日、町議会9月定例会一般質問で、自衛隊が導入を検討するオスプレイに対し「町に入るということなら体を張る気概をもって、断固反対していく」と述べた。外間氏は「新しい機種は一定程度事故が起きる。これではいけないと言い続けていた」と主張。米軍の艦船や航空機の与那国利用についても「米軍が来るときは反旗を翻して抵抗する」と強調した。田里千代基町議の質問に答えた。議会後、外間氏は「オスプレイは全県下で反対しており、同調する。受け入れるわけにはいかない」と述べた。オスプレイの有効性等を無視して試作機の段階から事故率が高いからと反対を唱えるよりも、中国との尖閣諸島の問題を考える冪だし、ヘリに比べて航続距離が長く速度が速いって事は、非常時の物資輸送や挑発行為を繰り返す中国の艦船や潜水艦に対する哨戒飛行にも貴重な存在になるだろう。