こんにちは!塩見典子です。
7月も後半、子供達は夏休みスタートでしょうか。
暑い日が続きますが、皆さまお元気でお過ごしですか?
今日は私の好きな言葉の一つをご紹介します。
皆さんは道元禅師 の「ただまさに、やわらかなる容顔をもて、一切に向かうべし」という言葉をご存知ですか?
どのような場合でも、身も心もただ柔和な態度でものごとに接しなさい、という教えです。
その為には、四無量心、慈悲喜捨の心を持つことが大事だと言われています。
慈は人を幸せにしたいと思う心
悲とは人の悲しみを取り除いてあげたいと思う心
喜は人の喜びを共に喜ぶ心
捨は人に施した恩も、人から受けた害も忘れ、一切の報い、とらわれの心を捨て去る心
自分にとって嫌なことも、自分が一生懸命行った良い行いも、失望や批判、相対比較、自己否定、期待や賞賛など、全ての観念のメガネを外して、今ここ、目の前の相手を感じ共に在れること、
それは、究極のシンプルであり、お互いがその状態になれれば、それは究極のパートナーシップです。
全ての過去の観念から自由になって今ここを味わい尽くす。
ただまさに、やわらかなる容顔をもて、一切に向かうべし。
人間の美しさが溢れる日本になりますように!
それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごし下さい。
塩見典子